表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
先行プレイで異世界に来たようで、、、  作者: 女媧ジョーカー
1/7

先行プレイ

前に投稿したものの書き直しで5・6話で飽きて書くの辞めたものを完結させたい。

(ノートパソコンが死にそうだけど頑張る)


 ついにやってきた、VRMMORPG最新作。

【ニューワールドオンライン】NWOが本日先行プレイ可能となる。


 最初のチュートリアルで名前・性別・見た目を決め、最後に種族・位階をランダムで決める。


 種族は、ヒューマ・エルフ・ドワーフなどなど確率は一律で、位階は平民・貴族・王族の三つから選ばれる。確率は【平民:50% 貴族:10% 王族:1%】になる。


 そして、位階によってゲームスタート地点が変わる仕様となっており、平民はランダムで選ばれた村・町、貴族はランダムで選ばれた町・王都、王族はランダムで選ばれた王都・帝国でのスタートとなるらしい。


 このニューワールドオンラインの発表から約半年が経ち、運営から先行プレイの応募が実施された。当選人数は20名と少なくかなり炎上したが運営は意に介さず応募が行われた。先行プレイといってもほとんどが完成されてるらしく当選者に求めるのは評価だと言う。


 そして、ぼくはの20名当選者の中の一人である。


 ほとんど、病室から出た事がなく主治医や両親から治らない病気なんだと言われて4年、すっかり病室での生活も慣れて16歳となった。


 あるとき、医師からVRゲームをすすめられやることもなかったので始めると、凄くハマった。


 有名なタイトルのゲームからマイナーなものまでやりつくした。


 ある程度やり終えた頃に、何気なく開いたゲームの記事にニューワールドオンラインの開発段階の映像が載っていたのを目にした。


 そして、動画を見ていくうちに右下に小さく先行プレイのご案内という文字が出たのを見逃さなかった。すぐさま応募するとギリギリ20番目の当選者となりメールにニューワールドオンラインの先行プレイコードが贈られてきた。


 コードを入力すると、ダウンロードが行われゲームプレイが可能となった。


「ようこそ、ニューワールドオンラインへ。私はここの管理AIナンバー01です。私のことは【ファースト】とお呼び下さい。まず、基本設定を行います。では、こちらを」


 機械音的な男性の声がしたと思ったら、自分の目の前に半透明なボードが現れる。迷うことなく名前と性別を記入していく。


「ありがとうございました。見た目の変更は今回の先行プレイには実装されておりませんのでご了承ください。次に位階とスタート地点・種族の設定になります。こちらは完全ランダムになりますご注意ください。」


 ソーシャルゲームのガチャ画面のようなものが現れる、画面は至ってシンプルでカプセルトイのよく見るやつである。そして、引く。


「これで、チュートリアルは終了です。ご確認下さい。質問があればお申し付けください」


 名前:ライル 性別:男 種族:ヒューム

 平民:辺境の村

 称号:20人目

 ユニークスキル:ラストワン


 称号は、なんなのかは何となくわかる。だけどこのスキルは名前だけじゃわからないな。とりあえず、聞いてみることにする。


「あのファーストさん、このラストワンって何ですか?」


「ユニークスキル:ラストワンは、称号20人目の特典です。能力は、最後のものの能力値を上げることが出来ます。詳しくご自身の目でお確かめください。」


 よく分からないけど、連続攻撃の最後の攻撃がちょっと強くなるみたいものかな?まあいいや、やればわかるでしょ。


「それでは、ニューワールドオンラインの世界をお楽しみ下さい」



 さっきまでいた空間から一瞬でどこかに移動するが、さっき設定した村とかではないみたいだ。周りは、黒一色。バクかと思われたがまたどこからか声が聞こえる。



「エラーが発生しました」



 さっきの機械音の様な声ではなく人間そのもののような声で警告音を流しながら何度も同じことを繰り返す。


「エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。エラーが発生しました。」


「私はユグノアといいます。申し訳ございません止めることができませんでした。」

 突然、ユグノアと名乗る人に謝られた。これもなにかのイベントかな。


「転.....し...ます」


 所々聞き取れなかったが、はじまるようだ。


 目の前が光に包まれ、目を開けるとそこには見覚えのない子供部屋だった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ