◆登場人物紹介◇
※45話までのネタバレを含んでおりますので閲覧の際は、ご注意ください。
サク(主人公)
十四歳。巫祝・南の娘。
禁忌に触れた罪で婦好軍に入隊する。
婦好軍の軍師にして第八隊隊長。
「書記の巫女」
婦好
商王の妃だが、名ばかりでその実は将軍。
三千余の巫女軍を率いる。
弓臤
商王お気に入りの臣。傅説の弟子。
サクの義理の兄となり、史と文字を交換する。
シュウ
「食医の巫女」
第九隊に所属。医・食を司る。
元は奴隷の身分。
リツ
婦好と同郷の幼なじみにして側近。
レイ
第一番隊長。元斎女(長女が家のために未婚のまま神に仕える制度)であるところ、従軍。
セキ
第九隊隊長。非戦闘部隊の統括。軍の土木・畜・食・医を担う。
キビ
元第八隊隊長。毒の使い手。呂鯤によって殺される。
ギョウアン
婦好隊隊長。巨躯の持主。婦好軍で最も強き者。
ラク
婦好の馭者。
沚馘
商に従う地域、沚馘の長。老獪な人物。
嬰良
沚馘の次男。沚馘が鬼方の襲撃を受けた際に、総代将として城を守る。サクに想いを寄せる。
呂鯤
商に対抗する勢力、土方の将軍。婦好によって左腕を失う。
鬼公
商に敵対する勢力、鬼方を束ねる者。鬼方の総代将。
婦好(姉)
婦好の姉。王妃としての役割は姉が担う。商王との間に二人の子を持つ。
南
サクの父。巫祝十氏族のうちのひとり。
サクに文字を教える。幽閉の末、弓臤を息子とし、サクとともに『史』を学ぶ。
「白銀の巫祝」
セイラン
微王の子を身籠もる婦井の部下。乙女だけの巫女軍を率いる。女の武器を駆使して戦う。婦好に競争心を持っている。
傅説
商王の宰。商王が見出した賢者。もとは土木工事に関わる下賤の出身である。商王を支えるために『史』を体得した。弓臤の『史』と軍略の師匠。
商王
大邑商の現王。婦好(姉)の夫。
微王
狂気に満ちた商王のもう一人の人格。




