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ワインド  作者: 楓かえる
6/8

ワインド―ト書き―

ワインドの登場人物視点の短編小説です。難易度は下がりますが、解答は伏せています。

 罪滅ぼしのつもりなどなかった。ただの偶然。そして気まぐれ。

 境界線の向こうで君は振り返るだろうか。

 僕は意地悪だから、答えは教えないよ。



迷いの森


 現実に疲れた少女が一人。

 あの少年が殺しそこねた少女は、フラフラと森をさまよっていた。まるで亡者のように。まるで死者のように。哀れで滑稽で、…ため息が出る。

 「死にたい」って、顔。

 どうせ君が死んでも、誰も泣かないんだろ?だったら此処で遊んでおいで。僕についておいで?少女は生気の無い虚ろな目で頷く。彼女は泣きもしないし、笑いもしない。何故だか僕はとても、とても、苛々した。

 そうして君は、誰の言うことも受け入れ、死んでしまえと言われれば、死んでしまうつもりなのかい。それが君の望みであろうと、なかろうと。少女は吸い寄せられるように僕の手を取る。

 小さな、冷たい手だった。



 深い深い森の奥を、少女はさまよっていた。か細い光を零す、朧月の夜。絡み合う蔦に足を取られ、もうどれくらいの間歩いていたのか分からない。どうして、いつからここにいるのか、記憶がない。思い出そうとすると小さな胸がちりちりと傷む。

 少女には、多分、自分は死ぬべきなんだろうな、という自覚だけがあった。それを望めば、何かに、誰かに許される気がした。涙は出ない。そんな感傷はずいぶん前に無くしてしまったから。ただ、…寂しかった。


「おいで手を取り、死さえも越えて」


 歌うような声がした。同時に、目の前に真っ赤な何かが降ってきた。否、木の上から真っ赤なピエロがぶら下がっていたのだ。少女は立ち止まる。

 笑顔の仮面を付けた、動物園や遊園地によくいそうなピエロだ。だが暗い森にその姿はちぐはぐで、滑稽さより不気味さが勝っていた。下手をするとちょっとしたオバケより怖いかもしれない。ハラハラと木の葉が落ちる。…沈黙。少女を驚かせるのが目的だったらしいその怪人物は、少女のリアクションの薄さに少し不満げだったが、やがて口を開くとこう言い放った。


「君が死んでも、誰も泣かないんだろ?」


 あまりといえばあんまりな言い草。でも少女は否定しない。というより、できない。それは事実だった。

 私が死んでも誰も泣かない。それは少女が受け入れてきた現実そのもの。だから指摘されたところで動揺など無い。悲しくないし、涙も出ない。だけど、どうしてだろう、この風変わりな人は辛辣な物言いの割に、心ここにあらずと言った風でまるで悪意は無いのだった。

 悪意。悪意。そう、悪意、だ。少女をここまで追い詰め、追い落としたもの。

 少女には嫌われるだけの理由があった。


「おいで手を取り、振り返らずに」


 少女の沈黙に構わず木にぶら下がった彼(?)は続ける。そして無遠慮に、ぐいっと、少女の目の前に手を差し出すのだった。少女を待つ間もピエロはびよん、びよん、とコミカルな動きで揺れる。リズムを取っているのか?・・・変な人。


「ここはどこなの?あなたはだれ?」

「此処は幻想のパラダイス」


 お決まりのセリフらしい。謎めいた言葉を気取る。ここは幻想の楽園?理解が追いつかない。それであなたは誰なのか。彼の手を取り、少女がもう一度同じ質問をしようと口を開きかけた時、赤髪ピエロは「やることはやった」とばかりに木の上に引っ込んで消えてしまった。

 意外な程に温かかった、手のひらのぬくもりだけを残して。



動物園


 ピエロが去ると、遠くから変哲な音楽が聞こえてきた。少女はふらふらと歩みを進める。森を抜けると見えてきたのは…、動物園?

 いくつもの柵の中で、ぬいぐるみたちが歌い、踊り騒いでいた。


  ぬいぐるみの僕らには(僕らには)

  ここがどこでも構わない(構わない)

  君が誰でも構わない(構わない!)


  さぁ踊ろう!さぁ歌おう!

  終わりのない歯車と

  偽りだらけの舞台なら

  さぁ踊ろう!さぁ歌おう!


  明けぬ夜と暮れぬ夕暮れ

  境界線・水平線

  沈まぬ夕陽、昇らぬ朝日

  臨界線・地平線

  君がそれを見つけるまで

  僕らは踊り続けよう


 歌が終わると音楽は鳴り止み、彼らは幸せそうにぼやくのだった。

「縫い合わせの境目が、少し痛い」。見れば、彼らのツギハギの体は所々綿がはみ出ている。

「それは誰にも癒せないね」。そして彼らにはどうすることも出来ないのだった。

 柵の向こう、手の届かない彼らの笑顔は偽りで出来ている。少女はいたたまれない気持ちになった。


「はやくおいでよ、此処はまだ違う」

「僕は君を待ってる。はやくはやく」


 赤髪ピエロの声が聞こえた。どこから話しているのかは分からないが、少女を見ていて、その様子を面白がっているようだった。



遊園地とサーカスステージ


 招く声に歩を進めれば、―――

 回る観覧車に、歌うメリーゴーランド!ウサギ達の踊るパレードに心奪われ、少女は思わず頬を緩ませた。全てこの世の悲しみとか、辛い現実など、この素晴らしい夢の国の前では霞んで消えてしまう。少女が感情をなくす前に、夢に見ていたのは、こんな世界ではなかっただろうか?彼女だけではない、そう、子ども大人も、誰でも大好きな遊園地!

 右を見ても、左を見ても、楽しそうなアトラクションがいっぱい。たくさん遊んでおいで、僕らは君を待っていたんだ。大きな風船はラッパの音と共に虹色の空へ解き放たれた。

 少女は中央のサーカスステージに、あの赤髪ピエロを見つけた。少女が正面に立ったのを確認すると、ピエロは軽くステップを踏み、くるりとターン、それから少女に改めて挨拶した。


「ようこそ、歓迎するよ」

Wind the Stage!! Let’s Play with Us!! Let’s Laugh!! Have Fun!!


 噴出する色とりどりの紙吹雪と、割れんばかりの大歓声。ただ一人の観客の為に。少女の為に。ステージが始まった。

 少女は呆然と見ていた。それは、今までに少女が見たどんな絵本よりも、どんな物語よりも素晴らしいステージだった。少女には芸術が分からない。舞台だって音楽だって、見たことさえ無かったから。だから何が良いとか悪いなんて、少女には判断基準が無い。でも、何故だか、彼のステージは乾ききった彼女の胸に直接響くのだった。

 (ここに、いたいな)

 心から思った。ここにいて、この素晴らしい音楽と、楽しい舞台にずっと触れていたい。少女はきゅっと唇を噛むと、ステージに歩み寄ろうとする。その時だった。

 “見て”しまった。そして、“見られて”しまった。少女を見つめる二つの瞳が、ステージの上空にあった。


「どうして」


 私はここにいちゃいけないの?ここにも、私の居場所はないの?宙の瞳は華やかなステージには目もくれず、ただ少女のみを見つめている。


「どうやら君はまだあちらに未練があるらしい」


 壇上からピエロが降りてくる。


「そんなの、ない。私はここにいたい。ずっとずっと」

「それならば。」


  おいで手を取り、未練を捨てて

  君を捨て去る現実ならば

  おいで手を取り、振り返らずに

  永遠にここで暮らせるようにしてあげる


 ピエロは朗々と歌う。甘言を弄した邪悪なる歌を。永遠にここにいられるなら、なんだってしよう、と少女は思った。


「3本のネジ」

「?」

「君が落ちて来た時、3本のネジが外れてしまった」

「ここに残りたいなら、それらを集めて元の場所に戻す事だ」

「それでなおるの」

「さぁ、やってみないとね」


 首を傾げ、彼は肩を竦めた。そうして二人は歩き出す。今度はしっかりと手を繋ぎ。

「あ」

 少女が指差し、ピエロが振り返る。舞台の上、奇妙な形のネジが転がっていた。

「おめでとう。まずは一つ目だね」

 おどけた仕草でパチパチ、と手を叩く。空中ブランコで飛んでいた、ネズミが落としたものだろうか?

「これらをあるべき場所へ戻せば、この世界の時は動き出す」

「3つのネジを探しに行こう」


 少女はピエロに手を引かれ、2つ目のネジを探し歩く。お城の上には観覧車。楽団ウサギが通りすがる。4匹目のウサギが止まってしまったので、ピエロが背中のネジを巻き直してあげる。ヨタヨタと歩き去るウサギ達を見送ると、観覧車に転がるネジを見つけた。…ウサギの忘れ物だろうか?

「これが2つ目のネジ」


 はたと、ピエロが立ち止まる。

「3つ目のネジはどこだろう」

 それまでぐいぐいと手を引いて歩いていたのが、はじめて少女に意見を求める。少し考えると、少女は答える。

「まださがしていないところ」

「それもそうだね」


 どこまでも二人は歩いた。ぜんまい仕掛けの世界を。虹の橋を渡り、巨大ラッパのトンネルを潜って。ひび割れた廃墟の一角からピエロの指さす方を見上げると、水面が反射して星空が瞬いているようだった。

「きれい」

 クスクスと笑う声がした。彼がどんな顔をしているのかわからないけれど、少女はとても楽しかった。

 ガタン。

 地鳴りと共に世界が揺れる。揺れが収まると、ピエロは少女の手を引く。

「どうやら、そうのんびりもしていられないらしい」

「あと、探していないのは、きのこ山くらいかな」

「急ごう」


 少女が迷っていた森のさらに奥、毒々しい色をしたきのこ山。

3つ目のネジは、その中でも最も毒々しい髑髏のキノコに生えるように突き刺さっていた。

「これで全部揃ったね」

 きっぱりとした口調で、ピエロが呟いた。決別の時を告げるように。


 空にそびえるは巨大な柱時計。捻じ曲がった針は壊れて動いていない。

「3本のネジを元に戻すんだ」

 それでこの世界は完全な形で蘇る。ピエロは事務的に説明する。

「私もずっとここにいられる?」

 少女はピエロを見上げる。

「それにはまだ一つ足りない」

「あとひとつ?」

「思い出してごらん、それは君が探していたもの」


 いぶかしむ少女に彼は微笑む。


「嘘つきだ!ピエロは嘘を吐いている!」

 驚き、少女が振り返ると、小人(クライム)が叫んでいた。

「スペードを見つけてはならない」

「あれは世界を壊す鍵だ」

 口々に訴える。スペードとはなんだろう?世界を壊す鍵とは?少女の知らない言葉。何より、ピエロが嘘を吐いているとは?何について?疑問が次から次へと湧き出す。だって彼は、私と手を繋いでくれて。

 気づけば二人は囲まれていた。四方から上がる怨嗟の声。スペードを渡してはならない、ピエロを信じてはならない。僕らの世界が壊れてしまう。ピエロは嘘つき、嘘つきだ!…

 ピエロは少女に告げる。

「ここは僕に任せてお逃げ」

「君はスペードを探すんだ」

「どこにあるの」


 小人の群れに押し流され、少女は少しずつ離されていく。ピエロはどこか虚ろな瞳で空を見上げた。ひび割れた空からは滝が降り注ぐ。止まらない崩壊の音。反響する不協和音。頭上には丸く大きな月が、ぽっかりと浮かんでいた。


「ご覧、あの月を。あれが君のいた世界だ……―――帰りたい?」

「…」

 帰りたい訳など無い。私はここにいたい。それなのに、彼は『世界を壊す』スペードを私に探させようとしている。まるで私を追い出そうとしているかのように。

 風が吹いた。ピエロの赤髪が靡く。


「止めはしないよ、どちらに転んでも僕らの世界には関係無いしね」

「ただ個人的にちょっとだけ、…さびしい、かな」

「変わらない世界というのも退屈なものさ」


 少女は駆け出した。振り向かなかった。探していたものを思い出したから。

 ―――少女は井戸に落とされたのだ。あれは月ではなく、…井戸の蓋。追いかけてきたのは、少女を突き落とした誰かの瞳。

 死んだはずだった。けれど生きていた。井戸の底はいつか少女が夢見た世界。


 ピエロが笑っていた。糸を断たれたクライムは地面に落ちた。

 あっけなく。


  ファンタジア

  夢に見た世界は終わりを告げる

  全ては君の望んだ白昼夢

  ファンタジア

  オレンジ色に染まる夕陽

  回り続けるこの世界


 私のスペード(命)はどこにいったの?

 あれをてにいれれば、ここにいられる


 でも、ほんとうに私はここにいたいの?

 スペードをこわしたら、いのちもうしなうの?


 少女は一人だった。孤独で、孤独で、孤独でしかなかった。どこにいたって孤独。それならもう、良いじゃないか。死んだって。

 ―――おもいだした。私は「死」をさがしにきたんだ。

 死んでしまえと言われた。実の父に。見捨てられた。悪意ある手に突き落とされて。辿り着いたのはぜんまい仕掛けの夢の世界。

 ピエロの声が響く。


「この世界の歪みは僕が造った」

「何故?理由を知りたいかい」

「オモチャはただ愉快に回り続けるだけ」

「そんなの、面白くないだろ」

「オモチャに命を」

「僕の命を掛けてでも、何人飲み込んででも」

「彼らだって嬉しいハズさ」

「永遠にここで遊んでいられるんだから!」


 スペードの正体。命の代償。ピエロは殺した。迷い込んだ人々を。拐かし、掌握し。

 彼も寂しかったのだろうか?こんな幸せで満たされた世界にいたのに。


「やがて命は歪みに溶けた」

「罪だと思うかい」

「君は優しいね」

「誰でも、ワインドにやってくるような人間は皆、歪みを抱えているものさ」

「僕は背中を押しただけ」

「選んだのは彼ら。決めたのは彼ら自身さ」

「歪んだ世界は、とても美しい」


「さて、君はどちらを選ぶのかな?」


 吐き出すように、彼は罪を告白する。少女は探す。自らの命を。スペードを。見つけて、壊せば、死んでしまえば、ずっと…ここにいられる。

 そして見つけた。柱時計の針の先。歪んだ針の先端に、スペードのカードが突き刺さっていた。いったいどうやってあんなところに?

 抱えた3つのネジを次々に元に戻す。ピエロが踊っていたサーカスステージが回り始め、全ての歯車が動き出した。柱時計の時間が…動き出した。秒針が逆巻く。満月が『閉じて』いく。端から、丸く、有り得ない欠け方で。あれは夢の世界にあって、唯一の現実を示す、蓋だったのだ。現世への扉が閉じてしまう。少女は走る。柱時計を、上へ!上へ!螺旋階段を駆け上がる少女を追い立てるように、振り子がボーン、ボーンと、鳴り響く。

 橙に染まり、歪みゆくぜんまい世界。柱時計の時刻盤から、下界が見えた。観覧車はゼンマイ、虹の橋はシリンダー、きのこ山はベル。少女は今こそ、この世界の正体を知る。

 秒針に引っかかり、カードは中心に穴を空けていた。少女が辿り着いた時、丁度手の届く位置にまで針は上がってきていた。12時の、鐘。

これが私のスペード。息を切らし、少女はカードを胸に抱く。

「見つけたかい?」


 現れたるは赤髪ピエロ。


「そのカード、いらないんだろ?だったら…」

「僕にくれないか?」


 オマエノ♠ヲ、ボクニヨコセ


「あなたは、いきたかったの」

 少女のカードを奪い取り、醜悪にピエロは笑う。

「君にこれは勿体ない」

「だって君は死にたかったんだろ?」

「君は帰ったらいい。君が死んでも誰も泣かない世界へ」

「そして帰るなり、―――死んでしまえばいい」

「スペードのカードは置いておいで」


 柱時計が鳴る。少女は俯いた。

「わかった」


 示された扉は鏡の向こう側。

「行くんだ、振り向かず」


「うそつき」


 少女は振り返る。


 ―――少女には、嫌われるだけの理由があった。

 少女は、真実を見抜く目を持っていた。どんな嘘も、彼女の前には意味を成さない。子供騙しのきかない、笑わない少女を、大人は気持ち悪がった。だから少女は心を閉じて、言いたいことも自分も殺して、誰の言うことも黙って受け入れた。それがどんなに残酷な真実でも。

 「愛しているよ」と、言われた。「後からお父さんも行くからね」そしてそれは嘘だった。

 ―――わかった。おとうさん。さようなら。

 涙は出なかった。愛されなくて当然。誰にも愛されない自分は、死ぬべきなんだろうな、それはとても自然で、当然。当たり前のこと。だから悲しくないし、涙も出ない。そして少女は井戸に落とされ、殺された。…はずだった。

 ピエロは辛辣で、毒舌で、どうしようもない道化者で、正直者だった。けれど最後に一つだけ、嘘を吐いた。彼の嘘は。



 ピエロは大事そうに2枚のカードを持っていた。

 少女はその手を引く。

「どうして?」

 かすれた声で、ピエロは訊ねる。泣いているのかもしれなかった。

 彼も寂しかったのだろうか。私と同じように。寂しくて苦しくて、誰にも理解されなくて。それでも誰かに認めて欲しかった?誰かに許されたかった?自分の存在を。


「だってあなたはいきている」


 柱時計から見下ろせば、沈みゆく世界が見えた。広がっていたのは、オルゴールの世界。感情の無い人形達は、決められた動きを繰り返す。スペードは二人の手を離れ、落ちて行った。少女はピエロの手を取り、蓋を開けて、現世へ帰る―――



 あなたのうそはやさしすぎた。そしてあなたはいじわるだった。

 私はまたきっとわらえるから、あなたもきっとそばでわらって。

 こんどは私があなたをつれていく。ふたりならさびしくない。


 おいでてをとり、しさえもこえて

 私たちは、いきている。



 歌が聞こえた。


 僕らは待ってる 回り続けながら

 落ちてくその意味を問い続けながら

 オレンジに染まってく…

 なんて素晴らしい Wind the World!!



+++++



 井戸の外の世界は、ただ月明かりが照らしていた。

 ピエロは照れくさそうに仮面を脱いだ。


「自己紹介をしようか」

「うん」

「僕の名前は―――」


「「ワインド」」


                                   了


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