キャラクター紹介(裏)
キャラクター紹介の裏ページです。
※小説本編「ワインド」「ビヨンド」「クライム」のネタバレ注意!
ネタバレを見たくない方はご覧になりませんようご注意ください。
【フレイル】
ワインドに迷い込んだ少女。
少年によって井戸に突き落とされたが、記憶を失っている。
悪意にさらされ続けてきたのか、目が死んでいる。
「死にたい」のか「生きたい」のかわからないでいる。
ワインドが吐いた嘘
「帰るなり、死んでしまえばいい」
【ワインド】
ぜんまい仕掛けの世界の主。
大嘘つき。退屈を嫌う。
寂しかったのか、それで狂ってしまったのか。
裏と表が反転して、どちらが自分かもわからなくなった?
ある意味とても人間的。けれどそれを知る者はいない。
ずっと彼は独りぼっち。選んだのは彼自身。
【少年】
命令により、少女を殺害しようとした。疑い深い小者。
少女以外にもたくさんの人を殺めてきた。
命を惜しむばかりに、ピエロの逆鱗に触れ、最悪の死を迎える。
ワインドが吐いた嘘
カードの所有者を逆に教えた(少年は元々ハート)
選択は任せたが、気に入らないので傷つけるだけ傷つけて殺す事にした。
【乙女】
生粋の犯罪者。「美」を憎む。
ワインド世界を所有せんとして、ピエロを殺害しようとするが失敗。
ピエロに気に入られてクライムと化す。最後まで嘘が見抜けなかった。
ワインドが吐いた嘘
乙女の生死を逆に教えた
【小人】
ピエロによってワインドの住人にされた元人間。
名前の付けられ方からして、
ワインドには何か「罪」を持った人間がやってくる事が多いのだろう。
あるいは、ピエロ自身の罪を意味しているのか。
スペードを恐れ憎み、「世界を壊す鍵」と表現する。
それが命あるものへの嫉妬と憧憬からくるやっかみであることは、もう思い出せない。
エンプティと同じく、世界のパーツと化している。
【住人】
虚ろなる歯車。世界のパーツ。
自我はなく、決められた動きを繰り返すのみ。