フラグ9「シークレット」
「でも清太のことちょっと見直したよ」
花見の翌日、日曜日。町を通る川の土手。清太と涼香は、夕日に染まる川をぼうっと寝転がって眺めていた。
「自分で好きになる、か。いいんじゃない?」
話題はもちろん、昨夜のことだった。あの時涼香がいたのは、スタンドライトがまだ一つだけ残っていたからだそうだ。バッテリーなどはマサとユズに運んでもらい、持ちきれなかった残りのライトを涼香が一人で回収に戻ってきたところ、清太を見付けたそうだ。
「……でも結局、日鷹にちゃんと答えられてないんだよな。それに……」
「それに?」
「やっぱり、わからないんだよ」
「なにがよ?」
涼香が不思議そうに、身を起こす。それを見て清太も起き上がる。
「昨日言ったように、僕は前の街で、自分自身のことも相手の女の子のことも、見失ってしまっていた。それじゃ、恋愛感情もなにも無い。相手のことを本気で好きだって思うことができるわけがないし、選ぶことができないのも当然だ。ほんとに……あの頃の僕は何を悩んでいたんだろう。悩むところを間違っていた。……そのことに、逃げてから気付くんじゃ遅いのに」
「遅くないわよ。だから昨日、取り戻すって決めたんでしょ?」
「うん……でも問題は、その先なんだ。窮屈で、大変だった環境から逃げ出して、解放されて……。昨日帰ってから、改めて彼女たちのことを思い返してみたよ。出会った時のこと。一緒に過ごしてきた日のこと。そして、告白してくれた時のこと。だけど……」
清太はぐっと拳を握り、続きを口にする。
「それでもやっぱり、わからないんだ。彼女たちに対する気持ちが、友だちとして好きなのか、恋愛感情として好きなのか。……いや、友だちとして好きなのはわかってるんだ。でもその気持ちが、それ以上のものなのか、それまでなのか、わからない」
「それはでも、そういうものなんじゃない? 要はそこから恋愛感情に発展するのかどうか、でしょ? 例え今わからなくてもね」
「発展……か。でも、なんだろう? 発展、今の気持ちのその先を、なんか想像できないんだ。なんていうかな……自分の好きって気持ちに、自信が持てない。考えすぎなのかもしれないんだけどさ、よくわからなくなっちゃって」
「……好きって気持ちに、自信が持てない」
「うん。それにさ……前に涼香が言ってたけど、絶対にあの五人の中から選ばないといけない、ってわけじゃあないんだよな」
「それは、確かにそう言ったけど、でも」
「わかってる。僕は、あの五人の誰かを――」
「だから、それは違うでしょ」
「……え?」
「その時に言ったでしょ? 全員振っちゃうっていうのも、選択肢の一つよ」
「でもそれは、僕が全部投げ出して逃げてきたから、そう言ったんでしょ? そうするくらいなら、全員断った方がいいって」
「そうよ。でも、最初の時とはもう状況が違うじゃない」
「状況が……?」
「確かに全員振ってくればよかったのにって、言ったわよ。でもそれは、別にずっと恋人を作るなって意味で言ったんじゃないのよ? ……状況が違うっていうのはね、今はもう、この町にも選択肢はいっぱいあるでしょってこと」
「……この町に? それって」
「瑠流子ちゃんや、七枝ちゃん。一応、麻由もかな?」
何故その三人の名前を挙げたのか……反論しようとしたけれど、そこに深い意味はないのかもしれない。涼香は、絶対に前の学校の五人から選ばないといけないわけではないと、言いたいだけなんだだろう。
「……もっと自由に選べって、こと?」
「ま、そういうことね」
「……なんか、余計に考えることが増えた気がするよ」
「それはよかった。もっとよーっく考えなさい」
「うーん……」
意地悪そうに笑う涼香。でも言っていることは確かなのだ。もっとよく、これでもかというほど考えなければいけない。
「でも今の、どうせなら昨日一美ちゃんに話してあげればよかったのに」
「自分の気持ちに自信が無いって? そんなの言えるわけないじゃないか」
「そうかな? 一美ちゃんなら今よりもーっと積極的になるかもしれないのに」
「それはどうなんだ……? とにかく、日鷹はもちろん、他の女の子にだって言えないよ。言うとしたら、もっとちゃんと答えを出せてからだ」
でないと、余計に傷つけることになるだろうから。
「ふーん? ま、いいけど。じゃあなんでわたしに話したのよ?」
「それは、ほら……涼香なら、聞いてくれると思ったんだよ」
「そりゃ、まぁ……。はぁ、しょうがないわね、清太は」
ため息一つ、涼香は話を始めた。
「わたしの家の事情は、こないだ話したわよね」
「ああ……」
「お父さんとお母さんが死んだとき、わたしすっごく泣いたんだって。なんかその頃の記憶曖昧で、自分じゃ全然覚えてなくてね。今でも思い出せないんだけど……でも、忘れてしまったのはそれだけじゃなかったのよ」
涼香はちょっとだけ俯いて、普段とは違う抑揚の無い声で呟く。
「気付いたら、わたしは両親に対する感情がわからなくなってた」
「それは……両親のこと、忘れた……ってことか?」
顔を上げ少し微笑んで、いつもの調子に戻って涼香は続ける。
「違うわよ。……違わないかな? 忘れたのは、感情だけ。顔はきちんと思い出せるのに、両親のことどういう風に想っていたのか、どんな気持ちを持っていたのか、思い出せなくなってた。すっごく好きだったっていうのはわかるんだけど、その好きという感情を思い出せない。自分の中でその気持ちを再現できないの。わかる?」
「なんとなく……だけど」
「だからだと思うんだけど、わたし、人を好きになるって気持ち、わからなくなっちゃった。好きって思っても、なんか、違うって思っちゃうのよ。両親のことを想っていた気持ちと、これはなんか違うってね」
「涼香、それってつまり……涼香も、好きって気持ちに自信が持てない?」
「そういうことかな。さっきの清太の言葉を聞いて、ちょっと驚いた。なんか似てるなーって。……だから急に、こんな話をしようと思ったわけ」
似ているけど、そうなった経緯はまったくの逆だ。清太は、与えられすぎてわからなくなり、涼香は、失ってしまいわからなくなった……。
「でも、だからかなー……。わたし、新しい父親と母親のこと、あんまり親しく感じることができないの」
「涼香……」
「……でもやっぱりさ、そんなの寂しいでしょ? 中学に上がった頃に、それに気付いた。それからかな。色んなことに首突っ込むようになったの。自分の世界って狭いんだなって。もっと周りの、色んな人のことを知りたいって思った。特に恋愛については興味津々でね。自分が一番自信の無い、その感情を、教えてもらいたいなって思って」
「……それって、僕がやろうとしていることを、すでにやってるってこと? 好きって気持ちに、自信が持てるように」
「どうかな? 清太みたく、自分から人を好きになりたいって、考えて動いてたわけじゃないから。どういうものなのか、知りたかっただけ」
「知って……どうするの? 好きになりたいわけじゃないなら……」
「たぶん……思い出したいんだと思う。わたしがお父さんとお母さんのことを好きだって感じていた、その感情。それが確かなものだったんだって、思い出したいんだと思う。恋愛だと、ちょっと違うのかもしれないけど、わたしたちくらいの年代だと、それが一番わかりやすいかなって思って」
「……そっか」
「でも、さっきの清太の話を聞いて、わたしもちょっと考えさせられちゃったよ。昔の感情を取り戻して……それで、その先は? わたしは、それを知ってどうするんだろうって。清太みたいに、目的がないなーってね」
「いいんじゃないかな」
「なにがよ」
「まずは、それが目的でさ。……きっと、大事なことだと思うから」
両親に抱いていた、好きだという気持ち。それを思い出そうとすることは、必要なことだと思う。
「そうかな?」
「そうだよ」
「…………うん、そうかもね」
「うん。そうだよ。絶対」
それから黙って、二人して夕陽を眺める。徐々に沈む太陽が、二人を緋色に染め上げた。
涼香はため息をつき、再び土手に寝転がる。
「あーあ、こんなこと誰にも話したことがなかったのに。清太って、一美ちゃんの言う通りね。聞き上手だわ」
「それ言ったら、出会ってすぐに僕の秘密を聞き出したじゃないか。涼香の方が聞き上手だよ」
「あれは清太が勝手に話し出したんでしょ?」
「同じ台詞をそのまま返してあげよう」
「うぐぐ……清太のくせに」
そこでお互い顔を見合わせて笑い合い、清太もどさりと寝転がる。
「……そうだ。今度また、うちに飯食いに来いよ。ばあちゃんに頼んでおくから」
「なによ、急に」
「いやほら、よく考えたらさ、涼香ってうちのばあちゃんとじいちゃんには、だいぶ懐いてたんだろ? それって好きって気持ちとは違うのかなって思ってさ」
「……一理あるけど、どうかな。逆に近すぎたっていうのもあるのよね。……でもそれ、素直に嬉しいかも。こないだ、やっぱ楽しかったしさ。懐かしかったな、あの家」
「おう、そうだろ? じいちゃんたちも喜ぶしさ、是非来てくれ」
「なんなら瑠流子ちゃんと一美ちゃんも誘っていこっか? 瑠流子ちゃんは難しいかなぁ?」
「な、なんで急にその二人が出てくるんだ?」
「瑠流子ちゃんはほら、割と庶民的なことに憧れてる傾向あるでしょ? 今まで経験したことのないことに、興味津々って気がするのよ。一美ちゃんは今、一人暮らしだし。たまには家庭の料理を食べさせてあげたいじゃない」
「……むう、一理あるな」
「でしょー?」
涼香を警戒している七枝が心配だけど、事情をわかっているしそこまで文句も出ないだろう。
その「警戒」については、一美がなにか知っていそうだったけど……。結局あれは、よくわからないままだ。
「……しかし、あれだな。涼香もお節介だよなぁ」
「なに言ってるのよ、清太のがお節介でしょ」
そういえば昨夜一美が言っていた。清太と涼香は似ていると。お節介で聞き上手。
「……お互い様か」
確かに自分と涼香は、似ているところがあるようだ。
「そうね……。一美ちゃんが言ってた、お節介で聞き上手、かー。でも熱いっていうのは、よくわからないわよね」
「ああ……そうだな」
ここ最近の行動を思い返す。ベンツとの勝負は、確かに言い逃れできないくらい熱くなっていたと思うけど、でもやっぱりピンとこないのだ。
「特別なことはしてないんだけどな」
「わたしも。なーんで一美ちゃんはあんなこと言ったんだろ」
「わかんないな……」
しかも一美にとって、どうもそこが一番重要なところのようだ。一美が清太を好きになったのは、それが理由のようだし……。
でも似たもの同士っていうのは、本当に当たっているんだろう。
お互いお節介で、聞き上手だからこそ、きっとこんなに仲良くなれたのだから。
おまけに、好きという気持ちに自信が持てないところまで、同じなのだ。
「あ…………」
そこで清太は、あることに気付いてしまう。気付いてしまった。
「なに? どうしたのよ」
「い、いや、なんでも……」
言えない。さすがにこれは、いくら涼香が相手でも、言うことができなかった。
「まぁいいけどさ。それより、清太。あんた、これからどうするつもり?」
「どうする、って? な、なにがだよ」
「好きって気持ちに、自信を持ちたいんでしょ?」
「ああ……うん。ちゃんと答えを出さないといけないし」
そう、気持ちに自信は持てないし、絶対に五人の中から選ばないといけないわけではないけれど、それでも……きちんと、答えは出さなければいけない。
「わたしも、清太に言われた通り。当面の目標は、好きって気持ちを思い出すこと。……ね、似た者同士さ、協力しない?」
「協力? どうやって?」
「そうねぇ……。清太、今度の土曜日、暇?」
「特に用事はないけど」
「じゃ、わたしとデートしてみない?」
「で、デデデ、デート?!」
思わず土手を滑り落ちそうになり、慌てて体を起こす。
デート……何故だろう、その響きが妙に恥ずかしいというか、照れるというか。そういえば前の学校で、確かに清太はモテたが、はっきりとデートとして女の子と出かけたりしたことはない。だからだろうか、異常に反応してしまった。
「そ、そんなに驚かないでよ! こっちが恥ずかしいじゃない」
涼香も言いながら、体を起こす。
「ご、ごめん、その……デ、デートって、したことないから」
「そんなのわたしだって無いわよ! ていうか、そ、そんな重く考えないでよ? 協力っていうのは、つまりそういうことよ。恋人ごっこっていうか、それっぽいことしてみようっていう……ベタな方法なのはわかってるわよ? でも、気持ちを思い出すのに、どうしたらいいかなんてわからないし、だから……ああ、もう、とにかくそういうことよ!」
涼香の顔は真っ赤だった。あの涼香が、珍しく恥ずかしがっている。もっとも、こっちの顔も真っ赤になっているはずだけど。
「ちょっと、黙らないでよ! あーもう、やっぱやめ! 今のなし!」
「ま、待った! 方法は、いいと思うよ。うん。だけどその……いいのかなって、思って。そんなことして……」
「どうしてよ?」
「だって昨日、日鷹に告白されたばっかりなのに、そのデートなんて」
「ああもう、そんなのわかってるわよ! だから清太からそんな提案できないだろうと思って、わたしがしてあげたんじゃない。ていうか、そこまで重く考えないで! デートって言い方が気になるなら、ちょっと一緒に出かけましょってことでいいから!」
「涼香……」
そこまで考えていたのか……。
そういえば、前にも、そんなようなことがあった。瑠流子に自転車を乗せてあげたかった時だ。確かその時に、涼香は――
『いいじゃん。ぐるぐると袋小路にはまった思考に、隙間を入れてあげたのよ。その隙間を通って、結果的に目的地にたどり着けるなら、問題ないじゃない』
――そんなことを、言っていた。
確かに自分一人では、袋小路にはまってしまっていたと思う。いや、好きって気持ちに自信が持てない今は、まさにはまっていると言ってしまっていいだろう。
そんな清太の思考に、涼香が、また隙間を入れてくれた。
答えにたどり着けるかどうかは、わからないけど。
「あ、そうか」
そこまで考えて、清太はハッとする。
(そうだ。これって……この言葉って……)
――この町に逃げてきた自分の状況のことでも、あるんだ。
悩みに悩んでいたところに、逃げ道という隙間ができたおかげで、答えにたどり着けるのかもしれない。それは真っ直ぐじゃなくて、遠回りなのかもしれないけど、それでも同じところをぐるぐるしているだけよりは、きっといい。
「? どうしたのよ。急に」
「いや……なんでもない。ありがとう、涼香」
「なによ、いきなり神妙になって」
「いやいや。それじゃあ今度の土曜日に――」
「待って! 一応、勘違いしないでね? 本当に付き合うとか、そういうんじゃないからね。わかってると思うけど。そんなことしたら一美ちゃんに刺されるし」
「わ、わかってるよ……。刺されるって、大げさだな」
あんまり念を押されると、逆に意識してしまいそうなんだが。
でも、わかってる。あくまで、それっぽいことをしてみるだけ。涼香と、付き合うわけではない。
……不意に昨日間近で見た一美の顔を思い出し、チクリと胸が痛む。
「じゃあ……清太は自分の好きって気持ちに自信が持てるまで」
「涼香は、自分の好きって気持ちを思い出すまで」
「お互い、協力し合いましょ。ってことで」
「うん、よろしく。涼香」
「よろしくね、清太」
お互い手を出して、握手をする。清太と涼香の間に、協力関係が結ばれた。
清太が手を離そうとすると、涼香はそのまま、手を繋いだ状態で横になる。
「協力の第一歩ってことで」
なるほど、と思った。手を繋いでみるというのは、デートよりはわかりやすいかもしれない。
清太も土手に横になる。
「あ、そうだ。ね、清太。ずっと思ってたんだけどさ」
「なんだ?」
「清太の名前って、春物セーターみたいよね。春のセーター!」
「……いたよ。親父ギャグみたいなこと言うヤツがここにいたよ」
「な、なによそれ! お、親父ギャグ? え、ちょっと、どういうことよ」
「そのままの意味だ。……はぁ。それ、七枝の前で言わない方がいいぞ。大喜びでバカにしてくると思うから」
「えぇー……ちょっとショック。清太をヘコませようとしたのにぃ」
涼香の様子に清太が笑いだすと、涼香もクスクス笑いだし、やがて声を出して笑い合った。
「ね、清太。わかってると思うけど、このことはみんなには内緒よ?」
「そうだな……。でもそれって、やっぱずるいのかな」
「ずるくないでしょ。自信を持つために頑張るんだし。言ったでしょ?」
「袋小路に、隙間か?」
「そーゆーこと。わかってるじゃない」
きちんとした答えを出すために。迷っている自分に、隙間を入れて、抜け道を作り、最後にはちゃんとゴールする。
「それに、隠した方が面白そうでしょ。むしろ秘密じゃなきゃ、協力してあげないわよ?」
「はは……涼香はやっぱり涼香だな。……ありがとう」
「どーいたしまして」
好きという気持ちに自信が無い者同士、協力し合う。
こうやって話していると、普段とあんまり変わらないし、果たして本当に意味があるのか不安になってくる。
だけど、握った手に伝わる熱さから、相手の気持ちが伝わってくるような気がして――清太は、思うのだ。
さっき、気付いてしまったこと。
涼香は言った。五人だけじゃない、この町で出会った瑠流子、麻由。そして再会した七枝。彼女たちのことも考えるべきだと。
でもその中に、もう一人加えるべき女の子がいるんじゃないか?
風間涼香。今、手を繋いでいる、女の子。
清太はさっき、それに気付いてしまった。
自分は涼香のことを、どう思っているのだろう。
そして、涼香は自分のことを、どう思っているのだろう。
……涼香には、絶対に言えない、隠しておかなければいけない疑問だった。
涼香と恋人ごっこのようなことをすることを、みんなに隠さないといけないのと同じくらい、清太の中で重要な秘密だ。
ふと横を向くと、同じタイミングで振り向いた隣りの顔。
それを見て、微笑み合う。
――今感じた自分の中の感情を、大切に、大切にしていこうと思った。
了
一応これで一区切り、終わりになります。
長々とお付き合いいただき、本当に、ありがとうございます。
感想なんかもらえると、とても嬉しいです。
どの子が好きだとか可愛かったとかだけでも。
この話は、だいぶ前に書いたものを加筆修正したものです。
世の中いわゆるハーレム物が多いけど、一人を選べずに逃げてしまった主人公、なんてのはどうだろ? と思い書き始めたのでした。
え? 結局なにも解決してないじゃんって?
ですよね。はい。すみません。
でも清太君が答えを出せるようになるには、きっとまだまだ時間がかかるのです。
まぁそのつまり、続編を書くかどうかは……今のところ、未定です。




