第8回 「他作品の宣伝ってどーよ?」
◆第8回
ハナヲ 「【やみきハナヲ】だっちゃ!」
かんなぎ「いつも、ヤル気まんまん【かんなぎリン】!」
ハナヲ 「はいっ。今日のお題をお願いします」
かんなぎ「えっ? そーじゃないでしょ! まずはお詫びでしょ! 8月27日から更新が止まってたのはどーしてですかっ! 説明してください!」
ハナヲ 「今日のテーマを! 教・え・て・く・だ・さ・い」
かんなぎ「はー。まったく末法の世です! これじゃあ源氏と平氏が浮かばれませんよ。まーいいです。えーっと今日のお題は番宣です」
ハナヲ 「なんですと? そ、そーなん? そんなノリでいーのん? それだからいつまで経っても底辺なんやで? ひょっとして大先生は夏バテ中? 末法がどうとか意味が通じんし」
かんなぎ「そっくりそのままセンパイにお言葉を返します。大先生のコンディションを一番ご存じのはずのセンパイが、ナニをトボけたコト言ってんですか。それにわたしは番宣って言ったんですよ? 番宣と」
ハナヲ 「はいはいラジャー。で、ナニを番宣すんの?」
かんなぎ「はい。今週9月11日金曜日から始まる新番組! ……えーと」
ハナヲ 「もう! そのタイミングで肝心のメモ探してんやないぞ! わたしが代わるよ! ……新番組、『木下さんちの藤吉郎ちゃんがシャワー後にご奉仕したいそうです。如何されますか?』……これは昭和末期の物語。――今は無き【コインシャワー】。気まぐれで利用した主人公の木下陽葉は、シャワー室で妙なラクガキを見つける。興味本位で探っていると、突如『戦国武将ゲームう』とゲーム開始を宣告され、まっぱだかで天文年間の戦国時代に放りだされる。その世界では妹のクラスメート、維蝶乙音が、軟弱な織田信長に代わって尾張統一を目指していた。――木下藤吉郎秀吉に憧れる少女と、織田信長を援け天下を目指す少女がタッグを組み繰り広げる歴史ファンタジー異譚っ! ……はぁはぁ」
かんなぎ「センパイ、原稿丸読みすぎです。ここは活動報告のコーナーじゃありませんよ?」
ハナヲ 「……ごめん。だってお題にモンクをつけてもさ、いっつもどーせムシ喰らうし、この際まるっと神の意向に乗っかろうかなって思って、気負ってもーたの」
かんなぎ「あー。だから冒頭で神の機嫌を損なわないようにしようと?」
ハナヲ 「そりゃそーや。毎週更新とか、こまめに挿絵載せますとか、ゆいたい放題風呂敷広げ過ぎて、結局公約なーんも実行できてへんし、さすがに大先生から神に昇格するしかあれへんでしょ?」
かんなぎ「そりゃそーだ」
ハナヲ 「とゆーワケで今回は挿絵が載せれてないんですが、ホントウにごめんなさいです」
かんなぎ「でもセンパイ。物は考えようでして、奇しくも当作品は訪問者がほぼゼロです」
ハナヲ 「だから?」
かんなぎ「ジャングルの中に堂々と宝石箱を放置しても、気付く人は誰も居ません。だから何をしても良いのです! だっだーん、ほよよん・ぽよよんっ!」
ハナヲ 「ナルホド……でも宝石箱って……例えが自己肯定すぎひん? まいーか」
かんなぎ「でね、センパイ」
ハナヲ 「まだ何か?」
かんなぎ「実はわたしたちの作品『黒姫ちゃん、もっかいゆって? ~ 異世界帰りの元リーマン魔女っ子なんやけど転生物のアニメっぽく人生再デビューしたいっ ~』が、もうちょっとでPV4万に到達するのですよ!」
ハナヲ 「ほうほう?」
かんなぎ「ほうほう? じゃないですよ! 御礼イラストをどーしよーか悩んでるって話ですよ!」
ハナヲ 「へー。ダレが?」
かんなぎ「……神が。……あ、そっか、わたしたちにはカンケーないや」
ハナヲ 「だよ? そんなのは神が悩む話でしょ?」
かんなぎ「なるほどナットク。リンちゃん今日もまーたまたひとつ、お利口になっちゃったものなー」
ハナヲ 「ばいならー」
かんなぎ「次回は……」
(以下、未公開分ノーカット)
ハナヲ 「でさ、こないだ、うる星やつらの劇場版を1作目から見たんやんね」
かんなぎ「……まだ締めるな! と?」
ハナヲ 「フェードアウトして良し」
かんなぎ「はいはい。じゃまた次回」
ハナヲ 「でね、2作目と4作目が」
かんなぎ「……それ今じゃなきゃダメなヤツですか?」
ハナヲ 「オモロイからつい……。じゃまた!」
かんなぎ「またって……もう。まだ続ける気だったんですか? わたしもセンパイに言われて観ましたよ、完結編?」
ハナヲ 「どーやった?」
かんなぎ「これ次回のネタにしましょうよ。……皆さん、いーですか? テーマ、メモってて下さいね? いっつも行き当たりばったりですから。……そこがいい? ちっとも良くないですよ。わたしオフザケキャラで押してますけどホントは【チャンとしい】なんですから」
ハナヲ 「よくゆーよ。店でモノ頼むときいっつも『センパイと同じで』とかテキトーにゆーじゃん。チャンとしいはむしろこっちやで」
かんなぎ「もういいですよ。次のバスがもうじき来ますんで先に帰りますね」
ハナヲ 「うん。わたしは塾に用事があるから駅の方やし」
かんなぎ「じゃあ、お疲れさまです」
ハナヲ 「はーい。お疲れさま! ――じゃ、わたしも帰ります。今日も有難うございましたー。じゃまた次回撮りのとき、……あ、はい、連絡お待ちしてますー。はいっ、失礼しまーす!」