表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

4/10

第4回 「信長さま」

◆第4回


ハナヲ 「ダーリン。うちはぁ、やみきハナヲだっちゃよ!」

かんなぎ「はいっ。いっつも、ヤル気まんまん、かんなぎリンですよー」


ハナヲ 「あのさ」

かんなぎ「何ですか? 【○○】センパイ?」


ハナヲ 「だから、それ! わたし前回も同じ攻撃受けたよね? もう伏字にしなくてもいーから! はっきり【ロリコン少女】でいーから! 伏せられた方が逆に恥ずかしいですから」


かんなぎ「……分かりました。じゃあ、【ロリコン・パイセン】、お題行っちゃっていーですか?」


ハナヲ 「やっぱ、いーけど、イヤだー!」


かんなぎ「やれやれ。ロリコンパイセンはあまりに人の目を気にしすぎなんです。自分らしく、わたしらしく、ありのままに。それが令和時代の美徳でしょうが」

ハナヲ 「……何か、皮肉ってない? てーか今日、ちょっぴし険がない?」


かんなぎ「無いですよ! センパイが約束した昨日のデートすっぽかしたことなんて、ぜんっぜん気にしてません!」

ハナヲ 「あー。……あれ? 昨日やったっけ? 金曜日ってゆってたよね? それ、今日やで?」


かんなぎ「……へっ? 金曜日? ……今日?」

ハナヲ 「だって毎週金曜日が収録の日やん? その日にしようってリンの方から……」


かんなぎ「……ふ、ふぇぇぇ」

ハナヲ 「カン違いして怒ってた?」

かんなぎ「ご、ごめんなさぁいぃぃ。……だって昨日、駅前のミスドでずーっとセンパイを待ってたんですぅ。カフェオレ一杯とドーナツ一個で4時間、粘ってたんですぅ」


ハナヲ 「な、泣かんといてよぉ。よっし今日はこれ終わったら、リベンジでカラオケ屋に行こう」


かんなぎ「ぐすん、……でもごご時世、カラオケは自粛けーさつが……」

ハナヲ 「そっか……んじゃさ、大阪王将で定食食べてからドンキでも行くか。冥界バイトのお給料入ったから奢っちゃるよ」


かんなぎ「わーん、センパイー! 優しすぎますぅ!」


ハナヲ 「とっ、飛びつくなっての。……今日のお題、ちゃっちゃとゆってよ」


かんなぎ「はーい! 今日は【番宣】です」


ハナヲ 「うっわ、それいーの? 仮にもこのページ、一応腐っても本文ページなんやで? ……そんな、カッポウみたいに宣伝って」


かんなぎ「【新説! 信長公記 ― シスコンお兄ちゃんが大好きなんだけど、モテすぎだしハラスメントな信長さまだから、織田家滅亡のお手伝いをするね! ―】って作品なんですが、皆さんご存じでしょうか?」


ハナヲ 「わー。またもや無視パターンでブッコんで来たー」


かんなぎ「主人公は、お兄ちゃんである【織田信長】。対するヒロインはその妹の【お市】ちゃん。この子がキャイキャイのハイテンションキャラなんですよねぇ。なに仕出かすかワカンナイっていう……」


ハナヲ 「それ宣伝してんのか、ただ毒なすりつけてんのか、不明ですー」


かんなぎ「信長お兄ちゃん、ハーレム状態なんですよ。ラッキースケベな展開は無いけれど、常に美少女がかたわらに侍っているという……」

ハナヲ 「思いっきり、読者層を絞り込む発言するねぇ」


かんなぎ「最近話題の【明智光秀】さんや【帰蝶】さんも登場してますよー。ふたりとも女の子設定ですが。特に帰蝶さんはTSロリっ子です」

ハナヲ 「あー。更に読者限定したね」


かんなぎ「感動とか興奮とかは無いですが」

ハナヲ 「んじゃ、何があるっての! ってツッコまれるのは、このコーナーも同じだぁ」


かんなぎ「もーすぐ最終回なんです。何卒ご一読をー。おねげーしますだー」

ハナヲ 「泣き落としー。……もっとさ、堂々と【作品の魅力】とか、【作者の意気込み】とかをアピールすべきやないの?」


かんなぎ「いやいや、あったら苦労しませんて!」

ハナヲ 「わー、サイアクだー。って皆さん、これ自虐(ネガティブ)PRですからねー、演出ですからねー」


かんなぎ「ふー。台本通りにしゃべりました。もうマンゾクでっす! フンフン」

ハナヲ 「鼻息荒いなー。今日は特にキチンとお仕事したね」


かんなぎ「うっうーん。リンちゃん今日もまーたまたひとつ、お利口になっちゃったものなー」

ハナヲ 「次回、また、会うっちゃ!」



挿絵(By みてみん)

お市姫のコスプレ(ハナヲ)


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] オレンジジュースの外見に養命酒の滋味……そんな香坂さんの魅力の濃縮された作品です。 女バディ 干物 のキーワードにも、5時間や10時間では語れない大河が流れていますね! 私は作家として…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ