第4回 「信長さま」
◆第4回
ハナヲ 「ダーリン。うちはぁ、やみきハナヲだっちゃよ!」
かんなぎ「はいっ。いっつも、ヤル気まんまん、かんなぎリンですよー」
ハナヲ 「あのさ」
かんなぎ「何ですか? 【○○】センパイ?」
ハナヲ 「だから、それ! わたし前回も同じ攻撃受けたよね? もう伏字にしなくてもいーから! はっきり【ロリコン少女】でいーから! 伏せられた方が逆に恥ずかしいですから」
かんなぎ「……分かりました。じゃあ、【ロリコン・パイセン】、お題行っちゃっていーですか?」
ハナヲ 「やっぱ、いーけど、イヤだー!」
かんなぎ「やれやれ。ロリコンパイセンはあまりに人の目を気にしすぎなんです。自分らしく、わたしらしく、ありのままに。それが令和時代の美徳でしょうが」
ハナヲ 「……何か、皮肉ってない? てーか今日、ちょっぴし険がない?」
かんなぎ「無いですよ! センパイが約束した昨日のデートすっぽかしたことなんて、ぜんっぜん気にしてません!」
ハナヲ 「あー。……あれ? 昨日やったっけ? 金曜日ってゆってたよね? それ、今日やで?」
かんなぎ「……へっ? 金曜日? ……今日?」
ハナヲ 「だって毎週金曜日が収録の日やん? その日にしようってリンの方から……」
かんなぎ「……ふ、ふぇぇぇ」
ハナヲ 「カン違いして怒ってた?」
かんなぎ「ご、ごめんなさぁいぃぃ。……だって昨日、駅前のミスドでずーっとセンパイを待ってたんですぅ。カフェオレ一杯とドーナツ一個で4時間、粘ってたんですぅ」
ハナヲ 「な、泣かんといてよぉ。よっし今日はこれ終わったら、リベンジでカラオケ屋に行こう」
かんなぎ「ぐすん、……でもごご時世、カラオケは自粛けーさつが……」
ハナヲ 「そっか……んじゃさ、大阪王将で定食食べてからドンキでも行くか。冥界バイトのお給料入ったから奢っちゃるよ」
かんなぎ「わーん、センパイー! 優しすぎますぅ!」
ハナヲ 「とっ、飛びつくなっての。……今日のお題、ちゃっちゃとゆってよ」
かんなぎ「はーい! 今日は【番宣】です」
ハナヲ 「うっわ、それいーの? 仮にもこのページ、一応腐っても本文ページなんやで? ……そんな、カッポウみたいに宣伝って」
かんなぎ「【新説! 信長公記 ― シスコンお兄ちゃんが大好きなんだけど、モテすぎだしハラスメントな信長さまだから、織田家滅亡のお手伝いをするね! ―】って作品なんですが、皆さんご存じでしょうか?」
ハナヲ 「わー。またもや無視パターンでブッコんで来たー」
かんなぎ「主人公は、お兄ちゃんである【織田信長】。対するヒロインはその妹の【お市】ちゃん。この子がキャイキャイのハイテンションキャラなんですよねぇ。なに仕出かすかワカンナイっていう……」
ハナヲ 「それ宣伝してんのか、ただ毒なすりつけてんのか、不明ですー」
かんなぎ「信長お兄ちゃん、ハーレム状態なんですよ。ラッキースケベな展開は無いけれど、常に美少女がかたわらに侍っているという……」
ハナヲ 「思いっきり、読者層を絞り込む発言するねぇ」
かんなぎ「最近話題の【明智光秀】さんや【帰蝶】さんも登場してますよー。ふたりとも女の子設定ですが。特に帰蝶さんはTSロリっ子です」
ハナヲ 「あー。更に読者限定したね」
かんなぎ「感動とか興奮とかは無いですが」
ハナヲ 「んじゃ、何があるっての! ってツッコまれるのは、このコーナーも同じだぁ」
かんなぎ「もーすぐ最終回なんです。何卒ご一読をー。おねげーしますだー」
ハナヲ 「泣き落としー。……もっとさ、堂々と【作品の魅力】とか、【作者の意気込み】とかをアピールすべきやないの?」
かんなぎ「いやいや、あったら苦労しませんて!」
ハナヲ 「わー、サイアクだー。って皆さん、これ自虐PRですからねー、演出ですからねー」
かんなぎ「ふー。台本通りにしゃべりました。もうマンゾクでっす! フンフン」
ハナヲ 「鼻息荒いなー。今日は特にキチンとお仕事したね」
かんなぎ「うっうーん。リンちゃん今日もまーたまたひとつ、お利口になっちゃったものなー」
ハナヲ 「次回、また、会うっちゃ!」
お市姫のコスプレ(ハナヲ)