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幼女大地に立つ

なんか俺の読みたい幼女の拳がないので自分でかきますよ。


題名なんとかしたかったけど、無理。


これしかないわ。


月1更新出来たらいいですね。


199X年地球は核の炎に包まれた。

だが人類は死滅していなかった。

世界は暴力の支配するディストピアとなり

混迷を究めた…… のは昔の話。


それから百年近くの歳月が経ち世界はゆっくりとしかし確実に復興を果たしていた。


そのかっての混迷の時代【修羅王】と呼ばれた男がいた。


かってユーラシア大陸の半分を暴力と恐怖により手中にした【修羅王】は世界制覇の野望を志半ばにして一人の名も無き漢に阻まれた。


一代の覇王、英雄は天に還ったのであった。


しかし百年近くの時を経てこっそりと地上に戻ってきたのである。普通の四歳の幼女に転生して。



新世紀救世主伝説 幼女の拳



これは新たな時代をお散歩する一人の幼女のお話である。






「ママーお皿だしたよー」

私はママと夕食の準備をしていた。


「ありがとう。すぐに出来るからね」

ママは忙しそうだ。火も包丁も危ないからまだ触らして貰えない。食器出し以外手伝ってあげられないのが残念。


「ん~♪」ママの料理楽しみだな。

と思ってたら


「帰ったよー」

パパが帰ってきた。


「ユリナお出迎えしてあげて」

ママは嬉しそうにそう言った。


はいはいママはパパ大好きだもんねー。

本当は自分がいきたいんだろうけど、今は手が放せない。


「うん♪」

私もパパは好きだからいってあげよう。


「お帰り~」

小さな足をパタパタさせながら玄関に向かう。


熊がいた。

いや、パパである。相変わらずデカイのです。全体的丸っこくて大きい。幅は私が四人くらい必要。

厳ついのに愛嬌があり、人なっこい感じです。

ひげがあります。モジャモジャです。


このパパがママと結婚出来たのはこの村の七不思議の一つだそうです。

残り六つはしりません。


「ただいま、ユリナ」


ユリナそれが私の名前。


「おにくとれた?」


「おお取れたぞ大きな熊だ」


多分パパの方が大きいんじゃないかなーと実の親に対してセメントな思考のユリナだった。


「じゃー明日たべれるね」

熊肉は固くて苦手だがパパは喜んで食べるからきっと嬉しいだろう。


「ああっ楽しみだ」と言って私の身体を持ち上げる。


わーい抱っこだー。

素直に喜ぶが直後に惨劇が。


「それ、ばんざーい」


スボっ!!


ガゴン!! バキンッ!! ズゴシャアッ!!


パパは私を持ち上げようとしたらスッぽ抜け天井の梁に私は放り投げられた。


「ちょ、アナター!!」


「うわぁー!!」


頭を強かに梁にぶつけ


「キュウ」


私は2日ほど寝込んだらしい。







灼熱の喉の渇きに目が覚める。

気づくと見慣れぬ木造の家にいた。


サイドテーブルの水差しに気がつき直接飲む。

温い。だが美味い。こんな水は本当に久しぶりだ。ガブガブ飲んだ。

ベッドの上で半身を起こし驚愕する。

なんだこの女児の部屋は。

なんだこの小さな手は。

わからん。


うっ、水を飲んだら催してきた。

飲み過ぎたかもしれん。


家なら手水(ちょうず)位あろう。

なければその辺りで立ち小便だな。


よっこらしょ。




何故だ。世界はこのように巨大であったか。巨人の国に迷い混んだようなような。


知らない家なのに手水の場所がすぐに知れた。

いや、知っていた。


何故だ。


不可解だが、まぁ、いい。


寝間着のズボンを下ろして座る。


……なんだまるでおなごのように。


立ち上がり、向き直り、おのれの逸物を取り出す。


取り出そうとした。


無かった。


何も無かった。


家中に女児の悲鳴が響き渡った。

あるない、ほうにょーお約束ー

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