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非日常が思ってたよりも身近にあった  作者: 巡る神の小間使い
3/3

そして出会った

・・・・・取り敢えず伝わるように頑張ります。

てくてくと石ころと砂が混じる細い砂利道を歩く。

奥の方は何故かハッキリと見えない、長い道。

ふと、どこに続いてるのだろう‥‥とか、学校に行く時間が‥とか、頭の片隅によぎったのだけど、何故か早くこの先に進まねばという考えに侵食されて、頭の片隅に追いやられる。


そのまま無心で進むと、ようやく先の方に道の終わりと言うか、光みたいなのが見えてきて、やっと出れると思いながら、最後の一歩を踏み出す。


途端眼球を刺した光に、変に薄暗かった通路から出たばかりで目が慣れないのかと、チカチカする視界を瞬きしてなんとか周りに目をやると、目の前に大きな大きな犬が居た。


ーーーーいや、大型犬とかならいいんだ。まだ可愛く思えるから。目の前の犬、2tトラックぐらいあるんだが。


外見はポメラニアンと呼ばれる小型犬なのだけれど、如何せんデカい。


なんなのこれどうしてこんなでかいいや待てそれよりもここどこだ‥‥‥‥と頭の中が疑問で埋め尽くされた頃、目の前で立っていたメガトン級ポメラニアンはスっとお座りしてこう宣った。


[初めましてニンゲン殿!!ここに来たということは僕のご主人になって頂けるのですね!!!よろしくお願いします!!]


待って。状況が呑み込めない。

ここは一旦華麗なるUターンをキメさせて頂こう。

キュッと踵を返して先程出てきた通路に戻ろうとして、目に入った光景に思わず声が出る。


「ファッ?!!!」


いやいや待て待ってくれ。さっきまであったじゃん道!!!!

なんでデカい木が生えとん?!!待ってホントに訳ワカメ!!

すいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんすいませんごめんなさいm(__)m

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