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非日常が思ってたよりも身近にあった  作者: 巡る神の小間使い
1/3

序章

見切り発車につきご注意を!!


10年後の満月の日にお迎えに来るね!!約束だよ‥‥


この声は誰‥?


わたしはーー!‥‥ねえ‥‥覚えててね‥絶対だよ‥また遊ぼう‥‥


「まっ‥‥う‥待てっ〔ゴチッ〕いっっだ!!!」


何かを追いかけてベッドから飛び起きたらついでに壁に頭をしこたまぶつけた。すごい音したけど血出てないかな‥‥

 

 「っう~・・・・・?あれ???今なんの夢見て起きたんだろ。・・・・ま、いいか。」


ヒリヒリする額を擦りながらベッドから出てペタペタと部屋を歩く少女から出てきた大変アバウトな言葉。


 「まあいいや、時計時計・・っと。・・うん・・学校、、、」


枕元の時計がさしているのは “AM 8:30”

 

「ギリギリ間に合うか‥行かねば‥‥今日の‥‥給食は‥‥確か揚げパン‥!!」


少女はとても食い意地が張っている様である。


「母さん、父さん、おはよう。行ってきます。」


猛スピードで制服に着替えて鞄を持ち、そのまま家を出ようとして慌てて小さな仏壇の上の写真に手を合わせて外に出る。

ガラリと引き戸を開けて鍵を閉める。

見上げると澄み切った空にいい風が吹いている。


「んん〜〜〜いい天気!気持ちいい〜〜〜〜♪」


ぐっと伸びをして、少女は足取り軽く学校への道を歩き出す


かくして、いつも通り‥いや、少々遅いが、少女のいつも通りの1日が始まろうとしていた。――――― 始まる、ハズだった。



                                         序章終

・・・どうぞ、こんなんでも見て下さる心の広さが宇宙のような人は気まぐれでもいいので見てやってください。

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