表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
1/15

1.序論。防災用語と、備蓄管理方針?の考え方。

 備蓄量は基本的には1名分です。☆はサブタイトル、※は補足や考察です。

 〇はお勧め、△は次候補か追加かアップグレード、□は最小限か過剰装備だが場合によっては有効、×はお勧めできない、準備や備蓄です。

 2026/5/27微修正多数につきアップデートしました。内容はほぼ同じです。

 ☆防災用語の整頓。


 避難用語は自治体ごとの計画で差異があり、時々改定されるので、2025年時点での一般例です。

 自治体によっては用語と解釈が異なるので、各自治体に確認して下さい。


 ※避難場所は、命を守るために積極的に避難すべき場所。

 一時避難場所もしくは一時集合場所は、災害時の危険を回避するための一時的な避難先で、地域の公園や神社などが指定されます。災害種類別に避難場所を分けている自治体もあり、行政などの指示で広域避難場所に再避難する場合もあります。

 広域避難場所は、津波などから逃げるための高台や、広域火災などから逃げるための学校の校庭など、災害種類別に公園や施設が指定されます。

 対応する災害の種類や自治体によっては名称が異なる場合もあります。

 高齢者避難指示や避難指示が出て、自宅に危険が及ぶ可能性が有る時は避難して下さい。


 ※避難所は、やむを得ず短期間滞在する施設。

 指定避難所もしくは一般避難所は、自宅の倒壊やその危険性や避難指示によって自宅に滞在出来なくなった人を一時的に避難させる施設です。学校や公民館が指定されて、およそ住民の約20%を収容できます。防災倉庫には想定人数分の備蓄しか無いでしょう。水や乾パンは分けられますが、毛布は分けられず、床面積に限界があるので注意が必要です。

 自主的な疎開や自宅避難や車中泊が困難な場合に、最後の手段として避難して下さい。

 福祉避難所は、指定避難所での生活が困難な人を二次的に避難させる施設です。要介護の高齢者や妊産婦や乳幼児など特に配慮が必要な人が対象で受け入れには時間がかかります。

 海外の巨大地震で津波警報が出る場合、第一波到達時間は最短を予測するでしょうから、間に合うなら車で避難する手もあります。第二第三波や反射波が続くため津波警報解除まで時間がかかるので、津波の到達しない避難所か車中泊で凍死や熱中症を避けて下さい。




 ☆消耗品備蓄の管理方針。


 備蓄品の必要量は様々な例が上げられているのですが、消耗品の入れ替えについての言及が少ない気がするので、消耗品全般の「管理方針」を分類し、消耗品別の取り扱いイメージを列挙してみます。

 消耗品を備蓄する時は、普段から使用している物を多めに購入し、消費したら使い切る前に追加購入するローリングストックが向いていますが、備蓄に目覚めた人が焦って購入し続けると消費が追い付かなくなって断捨離し、備蓄するのが嫌になる危険が有ります。

 精米した白米の賞味期限が約2か月なので、普段消費しているインスタント食品や御菓子も最初は2か月分を備蓄し、毎月消費した分を補充するローリングストックが安全です。インスタント食品や調味料の一部は賞味期限半年の物も多く3か月分に増やすのは可能ですが、6か月分に増やすと賞味期限切れを起こす可能性が有ります。

 1年保存レトルトや脱酸素米は備蓄量上限を決めて備蓄し半分消費したら補充するローリングストックをしても良いですし、確実に消費できる量かその半分程度を毎月購入し11か月間備蓄して12カ月目に消費しつつ、ノルマ以外は好きな物を食べると安全です。

 3年保存缶詰等は、確実に消費できる量かその半分程度を毎年購入し2年間備蓄して3年目に毎月一定量を消費しつつ、ノルマ以外は好きな物を食べると安全です。

 10年保存電池は、被災時に必要な量を備蓄すると平常時に使い切れないでしょうから、一定期間毎に購入する量を決めて備蓄し5年か10年毎に入れ替えつつ古い順に日常生活で消費してそれでも次の入れ替え時期まで残ったら常夜灯などで使い切って下さい。

 個別の備蓄方法はその都度記述してありますが、備蓄は購入するよりも消費して維持する方が難しいので、備蓄を始める時は注意して下さい。


 ※炭や豆炭は火事や放火や盗難に注意すれば使用しない限り変化せず、薪や新聞紙や塩や砂糖は備蓄場所や容器に注意すれば劣化しないので、必要量を購入し「永久備蓄」しつつ余剰分が手に入り収納場所が限界になったら古い順に日常生活で消費して下さい。


 ※5年保存ペットボトル水や缶入り固形燃料などは冷暗所でも毎年少しずつ蒸発しますが未開封なら劣化はしないので、必要量を「半永久備蓄」し5年か10年毎に備蓄の一部を「定期購入」しつつ収納場所が限界になったら古い順に日常生活で消費して下さい。


 ※10年保存電池は使用期限が多少過ぎても使えますが液漏れなどの危険も増えるので、使用期限が切れた電池は備蓄棚で保管し、日常生活で早めに「期限後消費」したいです。また、避難先での使用を考慮すると緊急避難リュックの中の未開封電池だけで必要量を維持する必要が有ります。

 10年保存単三20本パックを10年毎に「定期購入」し新品の単三20本を緊急避難リュックに入れ替えつつ10年前の単三20本を備蓄棚で開封すると、11年目に「期限後消費」すべき開封済み電池が一度に多く発生するのと、急に単三が必要でリュックの単三を取り出し開封して補充前に被災するとリュックの未開封単三備蓄が0本になってしまうので、2パック以上に分けて備蓄すると良いでしょう。

 10年保存単三12本を5年毎に「定期購入」し新品と5年前の単三12本×2を緊急避難リュックに入れ替えたら10年前の単三12本を備蓄棚で開封後に日常生活で「期限後消費」しつつ、それでも15年目の入れ替え時期まで残ったらランタン等を常夜灯代わりにして使い切るとよいでしょう。

 8本×3でも可能ですが「定期購入」が3年毎になるのでキリが悪いでしょう。

 4本×5だと備蓄の入れ替え管理が2年毎と頻繁ですが家族なら8~12本パックを2~3等分すれば実質コストは上がりません。

 2本×10だと単三4本スマホ充電器に同じ銘柄で同じ製造年月の単三4本での使用が必要な時に使い難いでしょう。

 平常時に「定期購入」量以上に電池を消費する場合は、平常時は安価な5年保存電池を購入して常用しつつ、「定期購入」後に入れ替えた分だけ10年保存電池を「期限後消費」して下さい。


 ※5年保存ようかんや10年保存クッキーなどの日常生活で消費しない非常食は、5年か10年毎に次を「定期購入」し入れ替えたら古い物を「期限内消費」して下さい。

 緊急避難リュックなどに入れている3~9食分であれば、入れ替える月の1か月間でおやつ代わりに「期限内消費」可能で、実質の消費期限はもっと長いでしょう。


 ※7年保存カセットボンベや10年保存カセットコンロは、危険物なので高温になる車内や物置には保管せず、冷暗所で備蓄し、例えば毎年1月にカセットボンベ1本を「定期購入」し7年間備蓄しつつ7年目の12月に毎年1本を「定期消費」して下さい。

 万が一使用期限切れして1年後などに気が付いた場合は「期限後廃棄」して下さい。


 ※平常時に常用する主食の白米は精米後の賞味期限が約2か月で、米櫃で保管できるのは約1か月でしょうから、それ以上の白米を備蓄する場合は未開封で脱酸素剤と一緒にガスバリア袋で密封保存し風味を保ちつつ防虫して、賞味期限を延長する必要が有ります。

 開封済みで使用中の白米の他に、約1か月で消費可能な量(例えば5kg入り)で、被災時に必要な量(1食100gで100食必要なら5kg×2袋)の未開封白米を購入し脱酸素備蓄しつつ日常生活で開封済みを使い切って古い順に未開封を開封したら次を「開封後購入」して下さい。


 ※ペットボトル飲料など賞味期限残4~12か月で購入するのであろう飲食物を毎月の消費量の最大限まで利用して「開封後購入」する場合、賞味期限残が4か月の飲食物を4か月分備蓄し賞味期限ぎりぎりの4か月目に消費する計画でノルマを消費しきれないと破綻するので、3か月分を備蓄し1箱消費したら「開封後購入」しつつ3か月で消費する等、消費期限に余裕を持たせた計画だと消費が多少遅れても備蓄を維持し易いでしょう。

 もしくは平均消費量の約半分を毎月「定期購入」し3か月間保管して賞味期限切れする最後の1か月で消費する等、消費量に余裕を持たせた計画だと消費量が多少減っても備蓄を維持し易いでしょう。

 むろん、備蓄飲料のノルマをこなす以外はその日に飲みたいと思った飲料を購入しつつすぐに消費するなど自由です。

 毎日の事なので、両方の条件を満たす様に、平均消費量の約半分を毎月「定期購入」し2か月間保管して3か月目に消費すると確実に消費可能でしょう。


 ※レトルトや缶詰など時々使用する保存食は、毎月一定量を「定期購入」し一定期間保管して賞味期限切れする最後の1か月で「定期消費」したらその次を「定期購入」すると備蓄を維持し易いでしょう。

 賞味期限をぎりぎりまで利用して「定期消費」する計画は毎月のノルマを消費しきれないと破綻するので、無理なく消費可能な「定期購入」量だと備蓄を維持し易いでしょう。

 毎週末の2日×4週の8日間で備蓄を「定期消費」するとして、備蓄を毎月24食入れ替えようとするとレトルトや缶詰が毎週末に6食続いて飽きるため困難で、半分の12食なら可能で、8食は多少の余裕があり、4食だと容易でしょう。

 むろん、備蓄食料を「定期消費」しない日は生鮮食料品や外食など自由です。


 ※普段使いの食料や洗剤や衛生用品をローリングストックする場合は、未開封2+開封済みを備蓄し、日常生活で開封済みを使い切って古い順に未開封を開封したら、次を「開封後購入」して下さい。

 備蓄棚にある未開封を家族が黙って開封しても買い物前に備蓄棚を見れば未開封残1≒購入すべき品なので補充を忘れ難く、購入直前に被災しても未開封1+開封直後は手元に維持可能でしょう。

 必要量に応じて、備蓄数を増やすか、大きな詰め替え容器で購入するか、箱買いして、備蓄量を調整して下さい。


 ※必要な備蓄量の目安は・・・

 〇安全が確認できるまで1日を、避難場所で過ごす分を緊急避難リュックに備蓄は絶対(3日分が理想ですが、津波などの可能性が高い地域なら最小限の荷物で走って命を守る)。

 〇支援が開始されるまで3日間を、避難所で過ごす分を避難生活バッグに備蓄が最低限。

 〇電力の99%復旧まで約1週間を、車中泊か自宅か庭で過ごす分を備蓄が一般目標。

 △水道や都市ガスの99%復旧まで1か月間を、自宅で過ごす分を備蓄が安心でお勧め。

 □物流停止が復旧するまで1か月かそれ以上を、自宅で過ごす分を居住地域や住宅などに合わせつつ無理のない範囲で備蓄が理想的でしょう。

 ※この様な書き方をすると「3日分かな」とか「電気があればエアコンとレンジは動くから1週間分かな」と考えがちですが、「1日分のリュックと、3日分のバッグと、1週間分の電池やカセットガスや短期備蓄食と、1か月分の水やトイレや衛生用品と、1か月分以上の食料や燃料」が理想的なので、無理なく維持可能な範囲で順番に備蓄して下さい。

 感想などに対応しきれる自信が無く、受け付け出来なくて申し訳ありません。それでも良ければ評価していただけると幸いです。

 この様に退屈な文章をお読みいただきありがとうございます。少しでも防災と備蓄に興味を持つ方が増えますように。

 自分以外がこっそり備蓄を開封や消費すると備蓄の減少に気が付けないので「備蓄が1つ減っていたら1つ補充する」を基本にしました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ