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        5 宇宙のことわり

 ダンジョンの最下層の奥には宝の山だ。その奥には宇宙のことわりという巻き物があった。その巻き物の記述に従いマリエールは宇宙ことわりを得た。

         5  宇宙のことわり


 扉を開くと宝の山だ。全て収納して満足すると、奥にもう一つ扉のある事が判った。それを開くと巻き物があった。それを開くと判らない字で書かれいた。いくら万能言語の能力があっても巻き物一つでは判らないと思ったが、読めた自分の能力が急激に高まるのを感じた。そこ書かれているのは何かの設計図と宇宙のことわりが書かれれている。設計図に書かれた乗り物に乗って万能者に会えば宇宙のことわりが与えられるだろうと書かれている。

 マリエールは作り始めてた。材料はここにあるから組み立てるだけだ。一日足らずで仕上がった。手順通りに起動して出発した。部屋に到着した。自分の正面に人が居て誰かと話している。マリエールを待っていたとは思えない。人物は、

「私は人から万能者と呼ばれている。宇宙幾つか仕掛けた宇宙ことわりに至る道筋の書かれた巻き物に導かれてきみは今ここにいる。ここに宇宙のことわりを授けよう。」

大量の能力を授かった事が判った。

「とは言え、きみは万能者の卵。今後沢山の経験積んで行かなければならない。私の元で修行も難しい。私が課題を出し、それをこなし成長するのがいいだろう。そのための準備やプログラムの知識を与えよう。」

知識が流れ込んで来るのが判った。

「この準備が済めばきみは私が課題を与えるまで自由にしてもらえばいい。何処いても私の声届く。じゃあ準備に掛かり給え。」

 準備は、星の再生から始まった。数千年前、核戦争と環境破壊で滅びた星を再生する。天地創造という魔法だ。作り変えるので放射能汚染があっても問題ない。美しい海と緑豊かな大地が広がる事は間違いない。マリエールは星の上空で、

「天地創造」

と唱えた。星は美しい光に包まれ光が消えて青い海、緑豊かな大地が現れた。その後マリエールはせっせとアンドロイドを作成して必要な建物や必要なもの設置した。

「一応これで準備は整いましたね。マリエール様はこの後どうされますか。」

魔導人形が尋ねた。分身体は自分そのままだし、アンドロイドには感情がない。魔導人形は感情があり程よい関係が保てる。魔導人形に故郷帰る事を伝えた。

「それでは私は拠点地の担当をします。お帰りをお待ちしています。」

 私は故郷に帰った。公爵令嬢の私は順調なようだ。第1王子や妹や家族とも円満なようだ。外交問題では、いろいろ問題があるようだが、国内的には大きな問題はないようだ。

 暫く分身体と入れ替る事にした。マリエールは既に13歳だ。大人への坂を登り始める。家でのマリエールはとてもお淑やかで教養豊かな才女で誰にでも優しいお嬢様になっていた。しかも外国語に堪能で10ヶ国語に精通している。外交視察団との会合の場にも外交を担当する公爵の通訳として立ち合う事が多い。

 学校の場でも落ち着いて第1王子の隣に立つものとして相応しい振る舞いに心掛けている。どうしても成績ではマリエールの方勝ってしまうのは仕方ない事だと思う。王子も頑張ってみえるのだから応援しよう。

 マリエールは家では優しい姉、学校では第1王子の理想の婚約者だ。誰でも優しく優秀な美少女だ。

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