第十話 鏡月との間に秘密の約束事ができる
カヅナちゃんと訓練が終わった後にお茶を頂いている。
「アキトお兄様お茶ですよ」
「ありがとうカヅナちゃん」
正直なところこの娘の愛の深さに助けられている。いつも僕に愛を振りまいている。そんな感じでいつも助けてくれる。
メグミちゃんも僕におしぼりをくれた。
「アキトさん、はいおしぼり」
「ありがと、メグミちゃんも」
「いえいえ私もカヅナと一緒第二夫人を目指してますし」
「第二夫人!?」
なんか凄くナチュラルに告白された気分。どんよりとした表情がふんわりと良くなる感じだ。
ナチュラルに告白された気分だったのかキスをせがまれる。
「メグミちゃんちょっと!?」
「いいじゃないですか。少しだけなら」
「ちょっと私もしたいのに」
カヅナちゃんも悪乗りしてきた。
結局ほっぺにダブルキスされた。
次の日、なんか学校では竜司先輩と顔を合わすのが気まずかった。
◇
美咲ちゃんとダンジョンに潜っている。
こっちの自分のスキルのほうのダンジョンだ。
ゴブリンが湧いて出てくる。覇巌導。有名無き亡者の群れが僕を邪魔する。
美咲ちゃんの心想弾は心想残になり斬撃になる。
美咲ちゃんのテレパシーが炸裂する。
(なんだろう。凄くもやもやする。アキト君が私のために尽くしてくれないからだ)
(どういうこと!?)
(もやもやがたまるばかり、解消してくれるならいいけど)
なんか色々と不安になる。
美咲は心想弾を使い分けて撃っている。
心想残も撃てるがなんともまた強い一撃もある。
その後エリゼお嬢様の家に行く。
だがエリゼはまだ弱い。
魔法剣を扱えるがそれだけ。普通の枠に入る。
エリゼとメイドのエムデンさんと美咲とミレイと一緒にダンジョンだ。
リザードウルフとかいう新キャラが出てきた。
エリゼダンジョンは現在5階層だ。
リザードウルフはなかなかの強敵だ。
カヅナも駆けつけた。
「アキトお兄様はここが弱いんですね」
「ちょっとカヅナちゃん……」
カヅナちゃんに弱みを握られた。凄く負けた気分だ。
カヅナは魔法使いタイプだが、かなり強い。
リザードウルフを一発の魔法でのした。
心地よい音色を載せていくミレイ。
音撃星術を使用した。
「ミレイちゃんの歌を聴けえええええええ!!」
なんか不調和音のような……でも強力な攻撃のようだ。
ダークゴブリンたちが現れた。
黒いゴブリン……強そうだ。腕が鳴るね! 最上の敵に出会えたような気がする。
ダークゴブリン3体は統率の取れた動きで僕たちを追い詰める。
右から来る。手に持った黒い棍棒が僕を襲う。一撃受けるがあんまし痛くない。
ビームソードで叩き切る。
目からビーム。ビームビーム。黒いゴブリンは1体を残して全滅した。
「ガギャッ! ギャルムゾギャ!!」
「おっあんたは骨があるのかな?」
そして1体だけ残ったゴブリンは体がデカくなった。種族進化? 凄く興味深い。
僕の興味をそそる。カーテンから這い蹲っているかのように僕を考察するレベルで惑わす。
信じられないが黒いゴブリンはオーラのようなものを放出して僕を威嚇している。
「怖いですアキトお兄様」
「怖いよ! 怖いですよ!!」
「怖がってないだろミレイ!!」
「このような暗きゴブリン美咲が葬る!」
心想残を放つ美咲。強力な攻撃が通る。だが黒いホブゴブリンは逆立つように攻撃を受け止める。
そしてみんなを下がらせる。僕は一人立ちふさがった。
「こいよ! 黒いホブゴブリン!! 俺が倒してやる」
僕は俺といきがっていた。俺言葉を使うときもある。僕はいたって冷静だった。
鉄人により強力な反動攻撃を行える。
特大のビームをお見舞いした。
ドカーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!
強力な攻撃でダークホブゴブリンは消し飛んだ。
あまりにも強いゴブリンは倒しきれたのだ。
ドロップ品が黒いハチマキでなんか意味深なアイテムだった。
鑑定すると黒幻影葬布と言う名前のアイテム。
敵の攻撃をかなり躱しやすくなるという効果だ。
かなり使えそうだから美咲に装備させた。
「黒き輝きの幻影の葬布……なんだが殲滅の業火に焼き尽くされそうだ」
「美咲……中二病治そうぜ」
「中二とはなんだこれはもともと持っている奴だぞ」
その後リザードウルフに火焔攻撃を浴びさせられた。
魔法を使用して防壁を行った。
火焔攻撃を防ぐことができた。
魔法初めて使ってみたがなかなかに使用が難しい。
火球を発射する魔法も使用してみたが威力がデカすぎる。
リザードウルフが大量に出てきた。
7体も出てくるのかよ。厄介だな。
美咲が心想弾を放った。攻撃は拡散した。美咲にしては上出来だ。
ミレイが星術でリザードウルフたちに幻覚を見せている様だ。
みんなで同士討ちを始めた。
この間にカヅナとメグミが雷魔法と水魔法で沢山退治してあった。
僕もビームを使い一掃する。
5階層のボス部屋らしきとこに行く。
ダークオメガゴブリンと出た。
たださっきのダークホブゴブリンほどではなかった。
ビーム連発と身体能力を魔法で底上げして拳で殴り飛ばしてたら沈んだ。
余裕過ぎて反吐が出るぜ。
ドロップ品が黒ゴブリンの牙に闇のポーション。
闇のポーションは魅力が一時的に上がる代わりに体力を20パーセント底上げできる力があるらしい。
魅力が上がると敵のモンスターに狙われやすくなるから僕が飲んだほうがいいな。
でも体力20パーセント底上げは魔法使い職に飲ましたくなるな。




