初めの街コロナ
朝、鳥の声で目が覚めた。いつの間にか夜は明け太陽のような天体が昇っていた。
「おい起きろ」
「うるせぇ野郎だなもうちょい寝かせろよ」
「おおおはようございます。」
竜胆はキノコと違いすぐに目が覚めた。。全くキノコには手が焼ける・・・
「で、これからどーする?」
「このまま歩こう」
「はぁ?!昨日あんだけ歩いたんだ、もう歩きたくないね」
「そうか、せっかく街を見つけたのにな・・・」
「それを早く言えよ〜ほら今すぐ行くぞ!」
何を隠そうこの2人を起こす前に軽く散策しておいたのだ。もし街でも見つけようもんならめっけもんだからな、しかしまぁキノコは単純で扱いやすいな―――
「お、あれかお前が言ってた街って」
「おう」
「ってかあれって街というより・・・」
そうそれはまさに要塞であった。大きな防壁があり、数箇所ある巨大な扉には兵士らしき影が幾数人あった。
「おい、これはさすがに厳しくないか?」
「あぁだが俺達にはこれしか方法がない」
この格好でどうにかなることを祈るばかりだ、
「おい待て!」
兵士のひとりに呼び止められた。
「はっはい!なんですか?」
「お前ら冒険者か?それにしては貧相な装備だな、短刀にこん棒、杖かこれでよく生きていられたな」
どうやら彼は冒険者と勘違いしてくれたようだ、杖とこん棒はいいとして短刀(果物ナイフ)が武器に見られて良かった。
「はいそうなんです。冒険後で疲れて街に入りたいのですが・・・」
「おう、ほら入っていいぞ!」
「ありがとうございます!」
街に入るとそこはよくファンタジーものにある露店が所狭しとあり、まるで祭りに来たかのように賑わっていた。
「おお!ここめっちゃいいじゃん♪なんか買おうぜ!」
「おい!ちょっと待てまだ金持ってないだろ!とりあえずギルドのような場所を探そう!」
しばらく歩いた後街の中央付近にギルドを見つけた。
「おお!!いかにもファンタジーって感じだな!」
「そうだな、さっさと冒険者登録しちまおうか、」
「竜胆行くぞ!」
「う、うんわかった」
受付に着くと今までで一二を争う程の美しいお姉さんが
「どのようなご要件でしょうか?新しい依頼についてですか?それともパーティメンバーの募集ですか?それとも冒険者登録ですか?それとも・・・」
「あ、冒険者登録です!俺達3人の登録をお願いします!」
「はい!わかりました。ではこちらの宝珠を触ってください!」
そういうと彼女は青色に輝く玉を差し出した。
「じゃあまず俺が行くぜ!」
そういうとキノコは手をつけた
宝珠の土台からレシートのような紙が出てきた。その紙をお姉さんは見て
「あ、あなたは中級のウィザードですね!中級のウィザードは中々いないので珍しいですね!」
そういうと職業の表を見せてくれた。
「いいですか?一番下は冒険者次に戦士その次に魔法使いその次に剣士その次に聖職者さらにその上がウィザードとなっています。まだ上がありますが、そうそう出会うことがないのでBランクになったら話しましょうか、では次の方どうぞ」
「じゃあ僕が行くよ」
竜胆が言った竜胆がそれに触れた。紙は先程より数センチ長かった。
「え?あなたは魔剣士です!」
「魔剣士ってさっき出できてないですよね?」
「はい!魔剣士は先程のウィザードの一個上つまりウィザードより珍しい職業です。」
「え?やったぁ僕も役に立てそうだよ!」
「お、おうなんか自分より上位職で複雑な気分だなぁ」
「ハハハ、じゃあ次は俺の番だな!」
やっぱこういうのはワクワクするよな!多分紙の長さが職の良さってことだろう!お、出てきたぞ!あれ?なんか短くね?
「え?なにこれ?」
「どうしたんですか?俺の職業はなんですか?教えてください!」
「えっと、エラーになってます。」
「「「エラー??」」」
「えっ?どういうことですか?俺は職業が無いってことですか?」
「いえそういう訳では無いのですがこの宝珠じゃ図れない職つまり最上位職【ドラゴンメイト】の可能性があります!」
「「「ドラゴンメイト???」」」