表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

はじめての探索②

あぁモンスターって俺たちに向かって来るんだなぁ。やばい死ぬどうしよう―――

「おい!とりあえずカプセルに戻るぞ!」

「ああそれが正解だよな」

「うん」

慌てて3人戻る。がしかし、もう既に後ろにはオーガが迫っていた。

(((死ぬ!!)))

3人諦めた瞬間急に横から何かが飛んできた。それが矢だと気づくのは恐怖の中では難しかった。

「おい!奴は止まったか?」

「あぁそうみたいだな」

「ってか矢が刺さってんじゃん!!」

(ん?!矢?ってことは知的な人型の生き物がいるってことか!!)

それはすぐ現実となった―――木の隙間・・・厳密に言うならば、モンスター横から30メートル程度向こうの木から長い耳の人影が見えた

「きっとエルフだ!!話しが通じるかもしれんよ!!」

「いいいや、そそそそれは難しいかもしれないよ」

「なんでだよ!?」

その答えを言う前に矢の雨が降ってきた。気づくと同時に3人反対の背の高い草むらに走っていた。

「矢が止まった?」

「お、オーガとやり合ってるじゃねぇか!今のうちに逃げるぞ」

そのまま草むらを奥へ奥へと歩くうちに夜になっていた。

「俺らもうこのままのたれじぬのか?」

「・・・」

俺も竜胆も何も言えなかった。キノコも何かを悟ったかのように―――

「そりゃそうだよな・・・」

俺らはそのまま倒れ込むように寝た。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ