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偉大なる神々(笑)  作者: しのぶ
CHAPTER1~天界の愉快な仲間たち~
1/3

第1話 全知全能の王(笑)

大幅に書き直しました!

全くの別作品だと思っていただいて構いません。

よろしくお願いします。


神界、それは人々の、「神はきっとそこに住んでいるであろう」という想像、妄想、願望によって生まれた世界である。


そして今そこに、新たな神がまた一体誕生、降臨した。











(ここが神界……………っ!!?)


彼の名はテクノ。情報を司る神である。今までは曖昧な存在としてただ漂うだけであったが、今回こうして、人々の莫大な無意識の思いが凝縮し実態化することが出来た、生まれたての赤子の神である。


そして彼の目の前でふんぞり返って座っている人物とは……


「ほう、貴様がこの神界に新たに現界した神か。貴様の持つ権能を察するに、不要だとは思うが。なに、これが初の邂逅であるからな、守らねばならぬ体裁を守るだけよ。

我が名はゼウス。ギリシャ神話における神々の王とは余のことである。故にこそ我に平伏し我を崇めよ、赤子なるかm(バッシーーーーーーーーーン!!!)!?」



「あんたいい加減にしなさいよホント!!毎度神たちが現界する度に・・・・何度やれば気が済むのよ!?」


「イッタ!!?お前もうちょっと手加減しろよヘラ!!神の鉄槌だよ!?神の!!」


妻の尻に敷かれている哀れな神々の王(笑)であった。


「……あらあら、ごめんなさいねホホホ。私の名はヘラよ。これでも一応となりのバカ神の妻をしているわ。これから長い付き合いになると思うからよろしくね。」


「え、あ、はぁ……。」


目の前の"ヘラ"と名乗った妖艶で圧倒的な神格をもつ女神は気を取り直してそう言うと、澄まし顔でゼウスの隣の玉座に腰かけた。果たしてどちらが素なのだろうか、答えは明快である。


「プッ………お、お前猫かぶりにも程があ(グギャッ)アギャッッ!!?」


「あらあら、一体どの口がほざくのでしょうね?」


「お前、俺が全能神だからって容赦なさすぎじゃね!!?」


今、この世界で新たに「女性(特にヘラ)を怒らせてはならない」という大変重要度の高い情報がテクノの権能にアップデートされた。テクノはこれを特一級情報に定めた。



「私の権能から察するに、貴女はギリシャの神々の女王ヘラでよろしいですか?」


「ええ、そのとおりよ。察しが良い男は嫌いじゃないわ。まあ、良すぎるのもどうかと思うけれどね。

さて、まだ現界したばかりのあなたには、この世界に関する基本的な知識を教えなければならないのだけど……まあ、あなたの権能を聞く限り、その必要もなさそうなんだけど。けどまあ、面白そうだし良い指導者を紹介してあげるわ。」


良い暇つぶし相手を見つけたような顔をして言われても説得力が皆無であるとテクノは声を大にして言いたかったが、先程のゼウスへの仕打ちがフラッシュバックしたのであえて黙秘を貫いた。テクノは情報を司る神なだけあって賢いのである。



「無視しないでぇ…………。」










哀れ、全能神。


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