3話・魔物
俺の技巧が伝説級の温度変換と分かってから数日、俺はアリアとともに仕事をしていた。
「マサヤ!その辺よろしく!」
「まかせろ!温度変換 ダウン!」すると辺りの雑草が一気に枯れ、どんどん土の肥料になっていく。」
「やっぱりすごいわね!伝説級!」
、、、ちがくね?
俺達はいま、この町にあるお屋敷のお掃除を仕事としている。アリア曰く「一人だとこんな仕事しかできなかったからマサヤが来てくれて助かったわ!」だそうだ。
それ、俺が来たから別の仕事も考えているってことですかね。
「ほら、何ボーっとしてるの!まだその辺に雑草生えてるわよ!早く終わらせて家でパーッとしちゃいましょう」
「うぃーす!」
、、工事現場かな?
家に帰ると思ってたとおり、アリアが俺に対して「魔王退治のパーティ組まない?」なんて言ってきた。
答えは決まっている。
「やだ。」
「なんでよー!最上級スキルもってながら屋敷掃除してるのなんて全世界でもマサヤだけよ!」
ここで俺はアリアを諦めさせる作戦に出た。
「じゃあ逆に問おう、アリア。」
「な、なによ」
「仮に、魔王退治のパーティを俺とアリアで組んだとして、何になるんだ?」
「今の掃除生活でも俺らだけならあまり生活苦にはなっていない」
「魔物10体くらいで掃除半日分くらいの給料は行くわよ。」
「パーティの人数は二人でいいのか?アリア」
「、、、」
アリアがなぜか呆れているようだが、俺は魔王を退治すべくアリアとパーティを組むことにした。
「、、、まあ、とりあえずは二人でいいわ」
「人数は多くなくていいのか?」
するとアリアは少し悩んでから
「人数が多ければいいってものでもないのよ。人数多いと動きにくいし。それに、私とマサヤならそこらのパーティよりは戦えるでしょうし」
といった。
なるほど、うん、パーティはアリアに任せよう。
「じゃあ、とりあえず準備して魔物と戦ってみるか!」
俺はさりげなく温度変換を使うのが楽しみだった。
しかし、
「温度変換 アップ!」
「ギッシャァァアア、、、」
「すごいわね、まだ発展途上のはずなのに魔物がどんどんゆであがってるわ、、、伝説級ってこんなにすごかったのね、、」
「俺もここまでやばいものだとは思ってなかったぞ、、だって、俺のスキルなんだぞ?」
そう言えるほどすごいのだ、伝説級温度変換は。俺が魔物に手をむけ温度変換 アップというだけで魔物が茹で上がっていくのだ。
やばすぎるぞ温度変換。ありがたすぎるぞ俺にこのスキルをくれたあの声。
「よし、次はダウンを使ってみるから離れていてくれ」
「りょうかーい」
俺の今の本気のダウンはどのくらいすごいのか。楽しみすぎる。
「ぶるっしぁぁぁぁぁぁ」
来たな、ゴブリン!
「温度変換!ダウン!」
すると辺りの二酸化炭素すら凍っているのか、あたりが氷の世界となった。と、ともに
俺は氷漬けとなった。
凍っちゃいました!マサヤ!おじいちゃんが注意してくれてたのに、忘れてたんですかね、、、(俺が)
続きが気になるかきかたを毎回していて申し訳ないとは思います。しかし!それ以外に終わり方がわからない!
よし。かくことなくなった。
こんかいも、ここまで読んでくださった皆さん、本当にありがとうございます!
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