表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
技巧で無双の異世界ライフ  作者: いくらどん
25/28

24話・第2大会

今日はなんだか外が騒がしい。


騒がしい雰囲気を避けようと俺が布団に入って2度寝をしようとしたら、


「マサヤ! なんでまだ寝てるの! 早く酒場に行くわよ!」


......デジャブ!


「マサヤ! アリア! おはよー!」


俺たちが酒場へ行くとアナとルルカさんが先に待っていた。


「あ、おはようございます、マサヤさん、アリアさん、今日はがんばりましょうね」


「そうね! 最上級と伝説級がいるんだから優勝も狙えるわよ!」


「え? 今日はなにがあるの?」


会話に置いていかれた俺は2人に今日あることを聞くと、


「言わなかったっけ? 今日はパーティ強力でどこが1番強い魔物を狩れるか競う大会があるのよ!」


だそうだ。


この町大会すきだな。


俺たちがエントリーをしにカウンターへ向かうと、


「おう! マサヤ! お前らも参加するよな! なんたって、今回の景品はタイタンの皮だからな、なんとしてでも勝ちに行くからな!」


バークが絡んできた。バークのパーティは初めてみたが、全員酒場にたむろしてそうなごつい集団だった。


「おー、がんばれよー」


この集団と絡んでたら問題が起こりそうだったので俺はさっさと会話を切り上げた。


しかし、タイタンの皮かぁ、持ってるんだよなあ.,....


エントリーを済ませて席へ戻った俺たちは、なんの魔物を狩るかの話し合いを始めた


「1番強い魔物を持ってくるって、基準が結構曖昧よね」


「同じモンスターもってきたらどうなるの!」


「そのことですが、まず、監視スキル持ちが数人スタッフとしていて、魔物を狩る時にその魔物自体の強さを測るそうですね、で、その魔物をきちんと倒し切って魔物の部位を持ってきたら討伐と認められるようですね」


「監視スキルつけてるのに証拠品持ってこないといけないって、なかなかの意地悪してきますね」


「今回の目的は質の良い素材を手に入れようですからね、しょうがないですね」


俺たちが結局なんの魔物を狩るか決めないまま大会スタートとなった。


「とりあえず、森の奥の洞窟へ行きましょう! そこなら強いのいそうじゃない?」


「そうですね、ではそこへ向かいましょう」


そう決めた2人だが、アナが歩くのがしんどいだろうと思った俺は、


「アナちゃん大丈夫? おんぶしようか?」


と俺が聞いたら、


アナはルルカさんの服を曲げて硬化してそこに座っていた。


俺の気遣いを返して!


洞窟へ着いた俺たちはなにか良い魔物がいないか探していると、


「ブルルルルルルル.....」


奥からイノシシに似ているけど、明らかに牙がえげつないことになってる魔物が出てきた。


「うわ、あれ強いだろ、あれにしようあれに」


「なに言ってんのマサヤ? あんなのただのイノシシじゃない」


た!だ!の!イ!ノ!シ!シ!


俺はただ、という言葉の定義を知りたくなった。


イノシシはいい感じに避けた俺たちは、洞窟の奥でミミズのようなでもなんか火を吐いてる魔物を見つけた。


「あれは......ファイアスネークですかね、でもなんか様子がおかしいですね、吐いてる火の火力が桁違いに高いです」


なに、やばいやつなの、


俺がそう思いファイアスネークを見ると、向こうもこちらに気づいたようで火を吐いてきた。


洞窟を埋め尽くすほどの


「デバ「アナちゃん! 硬化して!」


「硬化!」


すると、火の微粒子が複数個1組で固まり、俺たちのところまで勢いを保てずに消えていった。


「アナのスキルって結構なんでも使えるとこありますよね。子が親よりも強くなった時の親の気持ちってこんなのなんでしょうか」


ルルカさんがなぜか軽くいじけていた。


「ちょっと! なに気を抜いてるの! またくるわよ!」


ファイアスネークが2発目を打ち込もうとしていたので、俺は軽くダウンを使ってみた


「しゃぁぁぁぁ...ぁ....」


「え? なになに? なにが起こったの?」


騒がしいアリアに俺は


「俺のダウンも全力じゃ無理だけど冬より少し寒いくらいにならできるから、ファイアスネークを冬眠させたんだよ」


と説明した。


アリアが納得したようだったので俺は蛇の牙をタイタンナイフで切り取って、酒場へと戻ることにした。

さー!今から勉強はじめますよ!つらい!

本編ですが、第2大会始まりましたね。どうやらコロルは来なかった様子。それにしても、アナちゃんほんと万能ですよね。なんでもできる。

今回はここまで読んでいただきありがとうございます!

次回もよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ