表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
技巧で無双の異世界ライフ  作者: いくらどん
10/28

9話・水着

「海よ!」


「うみ!」


アリアとアナがはしゃいでいる。


俺たちは追加報酬で海に旅行に来ていたのだ。


ルルカさんはその微笑ましい光景をニコニコしながら見守っている。


俺もこの光景はほっこりするものがあった。


とりあえず、3人には先に海に行かせて、俺は荷物を宿屋に運ぶことにした。


無駄に重いアリアの荷物に腹を立てながら。


俺はやっとの思いで宿屋までつき、そのすごさに驚いた。


俺が今まで見てきた1番すごい宿泊施設の10倍はすごいのだ。


さすがは高級の宿屋。と思いながら俺は受付の人に鍵をもらい部屋に行った。


「......つっかれたー!」


俺は1人しかいない部屋に荷物を放り投げ大の字に横になった。


......アリアの荷物には何が入ってたんだ?


少しだけなら見てもいいよね?


俺は好奇心に負け、アリアのカバンを少し開けてみた。


中に入っていたのは大量の


石。


......あいつ、まじでなんなんだ。


俺は窓から見えるアリアに石を投げつけてやろうかと考えたがさすがに危ないので入ってる石を全部ゴミ箱の中に入れた。


荷物も運び入れ終わり、俺が海へ向かうと、

「マサヤ!遅かったわね!」と、アリアが駆け寄ってきた。


後ろからルルカさんとアナがついてきていた。


そこで俺は驚きをうけた。


そう、アナが可愛いのは当たり前としてルルカさんのスタイルはいいし、アリアの顔は可愛いのだ。


それの水着姿。


つまり、17歳の俺には刺激が強いのだ。


「どーしたのよ?」


と、アリアが近寄る。


やめてくれ、目のやりどころに困るから。まじで。


俺はこの状況を打開すべく、


「と、とりあえず海で泳いできたら?」


と俺がいうと、アリアは何言ってるんだこいつの顔をして、


「キラキラ石集めるわよ?」


と言ってきた。


「アナもいく!」


こんな状況でも可愛い。


「じゃあ、わたしもてつだいますね」


とルルカさん。


結局、4人は、海岸の人が少ないところへ行き石拾いをすることにした。


「ないわねー......」


と、脱力気味にアリアが言ったので、


「もう諦めておわらないか?」


と俺は提案をしたが、


「それでもいいけど、わたしとマサヤは夜探しに来ないといけなくなるわよ?」


と言ってきた。


石の執念すごいな。


と、アナが「マサヤ!みてみて!」と駆け寄ってきた。


アナの手に入っていたのは小さなヤドカリだった。


「よく見つけたね、アナちゃん!」


と俺がいうと、アナは得意げな顔をして「そーでしょ!」と言ってきた。可愛い。


ルルカさんはというと、端の方で固まっていた。


具合でも悪いのかと、俺がルルカさんの元へ向かうと、


「こ、こないでください!」


なんて言われた。


おれが普通にショックをうけていると、


「あ、そうゆう意味じゃないんですよ?ただ......」


言葉に困っているルルカさんにおれが疑問を持っ......


上の水着がなかった。


「なに?どーしたの?ってルルカさん?さすがに水着は着ないとだめよ?」


と、こっちへ来たアリアがいうと


「違うんです!ただ......水着が......」


と、胸を隠していない方の手で指した方向をみると、


ルルカさんのであろう水着が流されて行っていた。


「流されたんですか、いや、笑ってませんよ?」


俺は笑いを堪えながらそう答えた。


「うぅぅ......」


恥ずかしがるルルカさんが可愛い。


そのままからかいたい気持ちもあったがさすがにかわいそうだったので水着をとってきてあげた。


水着を着終わったルルカさんになんで流されたのかを聞くと、


「海の中にいい感じの石があって、取ろうとしたら水着が脱げちゃって......」


と言われた。ルルカさんの意外な一面を見た。


「どこにあるの!その石!」


「向こうの岩の陰の流れが強いところです.......」


アリアが恥ずかしがっていたルルカさんに容赦なく場所を聞いて、


「マサヤ!行くわよ!」


と行ってきた。


確かに綺麗な石はあった。


流れがめちゃくちゃ強いところに、


よくこれを取ろうと思ったな......


と俺が考えていると、


「これ、わたしが潜って取れるかしら?」


とアリアが悩んでいた。


ルルカさんの二の舞を演じられても面倒なので


「ここは任せとけ」


と俺が前に出て、温度変換アップを使った。


途端に海水が、じゅああ!!と音を立て蒸発し、俺は石を簡単にとってきた。


おぉぉ。と感激するアリアに俺は満足していると、


「最初からマサヤさんに頼めばよかった......」


ルルカさんの後悔が聞こえた。


ちょうど日が暮れてきたし帰ろうとしたら


「今日はありがとね!マサヤ!ルルカさん!.......アナも!」


と、アリアがお礼を行ってきた。


アリア、水着着たら可愛いのな、


俺が新しい事実が判明したことに驚き、4人は宿屋に戻ることにした。

俺より後に始めているのにブックマークが10を超えている方々はなんなんだ。

本編ですが、きました!水着!この話を書きながら俺はこれが絵で見れたらなあと考えるほどかわいくかけたと自負しています。調子に乗りましたすみません

最初は前後編で終わらせようと考えていましたが、まさかの中編になっちゃいました。

次は完結する予定なので、次回、10話もお楽しみに!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ