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読者様は C級がお好き

言い直そうか C級以下で無いと分からない が 正しい!


まず 小説の 文学的側面 

ま もっとも ここの 親愛なる お読者様 たちは 

小説を 文学とは 思っていない


そして それは 「ここの」という 但し書きがきを つけて

「ここの小説は」 文学では 無い という意味において 正しい



そして ここの お読者様たちの 国語力は よく見積もって

5段階評価で 3  そして 世界の 日本の国語力評価の 

相対的評価から 見て 全体的下落傾向に あるのは 間違いない


なので 奴らに 美文 名文の たぐいを読ませても たぶん

理解出来ない 悪くすると 「意味分かりません」とか 言われかねない


奴らの即物的 思考傾向では

川端康成や 三島由起夫の 叙情的・叙景的 ともすれば 叙事的長文さえも

「意味分かりません」なので 仕方が無い


なんせ あれだ 国語の授業で 文章理解の端緒として 

段落分けするだろ?

それも ご丁寧に 教科書では 2行空けという

サービスぶりなのに 奴らは その 段落分けすら出来ない


そして 明喩は ともかくとして 暗喩というものを 理解出来ない

ともすれば 明喩も理解出来ていない 笑える・・


「国境の長いトンネルを抜けると そこは雪国であった。夜の底が白くなった」


と書かれても 彼らは 分からない


「国境の長いトンネルを 汽車が抜けると そこは雪が降っていた。

今まで闇夜の中で 白く降り積もっていた 夜の雪が 

汽車のヘッドライトや 窓明かりに照らされて 白く輝いて 見えた」 


と書いてくれないと 彼らは情景を思い浮かべられない



かわいそうに と 笑っている場合ではないぞ!


君の書く 文章は 確かにうまいし ある一定以上の

読書力と 文学的素養の ある人間が 読めば 「名文」かも知れない

だが 「豚に真珠」 「猫に小判」 「馬の耳に念仏」という 言葉がある

お読者様に 理解出来ない文章は 「つまんねー」 「おもんない」の

一言で片付けられる 気をつけよう!

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