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9 ヒーラーの優雅な日常?

「シェイラ様、ベッドを使ってください」


今日もメイドから懇願されました





子爵家にお客様として来ている以上、それなりの待遇をしなければならないらしいです


子爵家の沽券に関わるんだそうだとか




それなのに今回のお客様ときたら夜はソファーで寝る始末!


外にバレたならどういうもてなしをしているのか?と嗤われてしまうからお願いだからベッドで寝てください!


そう強めにお願いされています




いやだって野宿の日々だったんですよ?


そしてこれからも貧乏だから野宿の日々でしょう


それなのに子爵家でふかふかのベッドに慣れてしまったら野宿する時に一苦労することになりますよね?


当然のことながら野宿と同じように床で寝たいんです


だけどさすがにそれはマナー違反でダメだと判っています





だから妥協してソファーで寝ているというのに苦情が来る始末


こちらとしても困ってしまうというものです




いやだったら子爵家を出て行けよ、とか言われるんでしょうけど全然出してくれないんですよ


出て行こうとすると鎧を着た大きな男性が


「お戻りを」


と言って立ちはだかるんです




子爵様は一体私をどうしたいんでしょうね?

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