表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

7/14

7 貧乏なので町中で野宿していましたが何か問題でも?@ヒーラー

宿に泊まるお金がないのでキャベツを抱えて家と家の間で野宿しました


朝になってキャベツを食べた後、町中に出ました


そうしたら鎧を着た人達に囲まれました ←今ココ





「隣町でヒーラーをやっていたシェイラだな?」


と問われたのでびっくりして


「はい!?」


と言ったら本人認定されてしまったようで


「一緒に来てもらおう」


と問答無用で連行されそうになりました






もちろん


「嫌です!」


と大声で叫びました





だって早く次の働き口を見つけないと明日食べるものもなくなりますからね






ところが動かない私に苛立ったのか腕を掴んで無理やり連れて行こうとしました


ズルズルと引きずられながら







「きゃ~、嫌だ~、殺される~、犯される~」


大声で叫びましたとも





そしてもちろん全力で拒否しました


連れて行こうとするなら力ずくでするが良いです


でも簡単に連れていけるとは思わないでくださいね


そういうことです


・・・もっとも私の抵抗なんて全然堪えてなかったですけどね(涙)






しかし意外な悲鳴に驚いたのか鎧を着た人達は一瞬動きを止めました


それはそうです


尊敬されることはあってもここまで悪し様に言われたことはないでしょうからね







でも私は


「いや~、騎士団全員に犯されるなんて身体が壊れちゃう~」


とか


「犯し飽きたら捨てられるか、殺される~」


って盛大に言ってやりました





あと


「子爵様のお嬢様の火傷を治したのに50タイラスしか貰ってない~」


「薄給で朝から晩までこき使われる~」


とも言っておきました






おかげで街中の人に騎士団の非道が知れ渡ったことでしょう


ちょっとだけ溜飲が下がりましたね




おかげで口をふさがれて抱えて連行されましたけどね






・・・ところで一体なぜお貴族様の所へ連れて行かれるのでしょう?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ