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人物紹介・用語説明

──ルークおよび家族


●ルーク・ラングレン

種別:人族、男性

生年:光神暦382年(1月21日誕生、作品開始時6歳11ヶ月)

身分等:ミストリア王国準男爵(伯爵家の陪臣ではない、元服後には王国男爵になることが国王にて宣言されている),伯爵家長男

職業等:

説明:本作品のルーク、生まれながらにして霊格値が異常に高く、父ラルフェウス・ラングレンの遺伝か魔力が高く、数少ない上級魔術師が使える飛行魔術を行使できる。光神暦388年3月に発生した災厄では、王都防衛魔術師3人に選ばれて、障壁魔導器へ魔力を供給した。それを切っ掛けに優れた資質の隠蔽をやめている。


●ラルフェウス・ラングレン

種別:人族、男性

生年:光神暦365年(5月23日誕生、作品開始時23歳)

称号等:救済者(光神教団から認定される)

身分等:ミストリア王国伯爵、プロモス王国名誉子爵、ラグンヒル王国名誉男爵、セロアニア名誉男爵(名誉爵は封禄なし)

職業等:ミストリア王国特命全権大使(安全保障特別条約担当)、同国賢者(超獣対策上席専門職)、新世界戦隊隊員、領主(旧バズイット領含め33郡)、地主(領内の私領)

説明:ルークの実父。幼い頃遭遇した超獣の昇華にて、近隣の地の犠牲者をみて、上級魔術師を志す。光神暦381年、上級魔術師選抜試験に合格、男爵となる。その後の赫赫たる業績にて賢者(超獣対策上席特別職)就任、子爵へ陞爵。また武力、交渉力に加え、類いなる言語能力を見込まれ、特命全権大使へ就任し、近隣国への安全保障特別条約樹立に向け辣腕を揮う。災厄においては、各国防衛の準備を進めると共に黎き竜を撃退した。この功で、光神教団の救済者と認定されている。また、王国伯爵となり、33郡の領地を賜った。


●ローザンヌ・ラングレン

種別:人族、女性

生年:光神暦361年(6月11日誕生、作品開始時27歳)

身分等:ミストリア国伯爵室、子爵ダンケルク家猶子

通称:ローザ、薔薇の茶匠

職業等:上屋敷内学問所所長

説明:ルークの実母。ラルフの又従姉にして妻(正妻)。実妹はアリシア・ラングレン。ラルフの生家で育ち、王都上京に同行。ドロテア・ダンケルク子爵夫人家猶子となりラルフと結婚。長子ルーク、次女リーシアを出産。紅茶を入れる名人として、王都貴族家女性の間で話題となっており、ミストリアの3茶匠に匹敵する薔薇の茶匠と都市伝説と共に呼ばれることがあるが、一般に正体は明らかになっていない。長刀の使い手で、上屋敷内では最も強いと噂されている。


●レイナ・ラングレン

種別:人族、女性

生年:光神暦384年(7月3日、作品開始時4歳5ヶ月)

説明:ルークの妹(父が共通)、父と母プリシラの間にできた第二子(長女)。ルークとは比べるべくもないが、生まれながらにしてソフィアほどの霊格値を持って居る。ラングレン家の遺伝か(?)、兄ルークにべったり。


●リーシア・ラングレン

種別:人族、女性

生年:光神暦387年(12月22日、作品開始時0歳11ヶ月)

説明:ルークの妹(父母が共通)、父とローザンヌの間にできた第三子(次女)。


●ロベル・ラングレン

種別:人族、男性

生年:光神暦388年(6月17日、作品開始時0歳6ヶ月)

説明:ルークの弟(父が共通)、父とアリシアとのの間にできた第四子(次男、現状末子)。誕生前、叔母ソフィアから男児と予言され、養子に望まれる。


●ソフィア・ラングレン

通称:ソフィー

生年:光神暦373年(5月26日、作品開始時15歳)

種別:人族、女性

身分等:ミストリア国男爵家子女

職業等:巫女

説明:ルークの叔母。勘が鋭く、巫覡(予言者、人物鑑定)体質が開花を始める。王都に留学した。しかし、父が領主になったことに伴い、王都を離れて父親の領地エルメーダに戻った。賢者ディアナ・ルーナスに予知巫女の弟子となり、王都へやって来た。王都館に在住。災厄が起こる日を予言、その功にて男爵位授爵を提示されたが辞退。年金を受領。


●アリシア・ラングレン

通称:アリー

生年:光神暦365年(5月19日誕生、作品開始時23歳)

身分等:伯爵ラルフェウスの第1側室,侯爵ファフニール家猶子

種別:人族、女性

職業等:頭巾巫女基金理事長

説明:ルークの叔母。弟ロベルの母。ラルフの又従姉(ラルフより4日早く生まれる)にして妻(側室)。実姉はローザンヌ・ラングレン。ラルフの生家で育ち、王都上京に同行。姉ローザンヌの結婚に伴いラルフの義妹となったが。騎士団結成に当たって回復魔術を活かせる救護班長として入団、現在は班長辞任、予備役扱いとなっている。姉と本人の要請によりラルフ(ルーク)と結婚。経緯を前後してファフニール家の猶子となった。


●プリシラ

生年:光神歴366年(作品開始時22歳)

身分等:伯爵ラルフェウスの第2側室

種別:人族、女性

説明:ルークの妹レイナの母,バロックの3女(3姉妹)。中等学校卒業を機にラルフを追いかけて王都に来た。

ルークの収入増加、ラルフの役職および家業の増加、執事募集に応募して雇用される(現在は退職)。技能検定会計の部2級を最年少(15歳)で取得しており会計士の実力は高い。ローザとアリー(ラルフ被害者の会)の協力を得て、第2側室に納まる。(第2側室は、法的に一族に組み込まれないためラングレンの家名は名乗らない)


●クローソ・ヒルデベルト

旧名:クローソ・ヒルデベルト・ラメーシア・デ・プロモス

成年:不明(少なくともローザより年上)

種別:エルフ族、女性

身分等:ミストリア王国名誉男爵、伯爵ラルフェウスの第3側室

説明:元プロモス王国第3王女。ミスリル貿易交渉のためミストリアへ、使節団を率いて来て、ルークの父と出会った。その後に在ミストリア-特命全権大使としてスパイラスへ赴任。実母プロモス王国女王の婚姻要望を切っ掛けに、第3側室に収まった。プロモス王室から除籍後、ミストリア名誉男爵位を贈られる。


●セレナ

種別:聖獣、青狼ウォーグ、牝

生年:光神暦371年

説明:聖獣(ミストリア王国公認)。山犬?と母狼の戦いで生き残った唯一の青狼。衰弱していたがラルフとアリーが救い、館で飼うことになった。光神暦381年聖獣として公認される。王都館を離れ修行中だったが、ルーク誕生に際して王都館に戻ってきた。ルークの守護者を自ら任じている。



──ラングレン家(王都)従業員相当およびその家族


●エストリッド

種別:人族、女性

生年:光神暦355年

職業等:ルーク付教育係(元乳母)、上屋敷内寄宿舎舎監

説明:夫はダンケルク家分家であるラーハ男爵家の次男(国軍元大尉)だったが事故死(未亡人)。ルーク誕生に先立ち、ダンケルク家子爵夫人より推薦を受けて雇用。息子フラガと共に王都館離れの従業員居住区画に住み込んでいる。


●フラガ・ラーハ

種別:人族、男性

生年:光神暦378年(作品開始時10歳)

説明:ルークの乳兄にして従者、ルークの元乳母エストリッドの子。父は他界。ダンケルク家分家ラーハ男爵家の子孫であり、ラーハ家の名乗りを許可されている(順位は低いが継承権を保有)。


●モーガン

種別:人族、男性

生年:光神暦328年

職業等:ラングレン伯爵家家令(執事頭)、ルークの(もり)

説明:ラルフの男爵叙爵を受けて、ダンケルク家から推薦を受けて雇った人物。元は同家に勤めていた。物腰は柔らかいがなかなかの切れ者。交渉力が高い。


●バルサム

種別:人族?、男性

生年:光神暦343年

職業等:ラングレン伯爵家副家宰、騎士団団長

説明:ラルフの要請を受けて冒険者ギルドから出向したが後に正式に移籍。元戦闘責任者冒険者ギルドの魔術師支援主任。ラルフの冒険者ギルドの登録審査を実施。ゴーレム系魔術に精通。ラングレン騎士団の副長として活躍していたが、ダノン退団を受け団長に就任。


●サラスヴァーダ

通称:サラ

種別:ドワーフ系、女性

職業等:ラングレン家製薬業責任者、薬師

生年:光神暦363年

説明:ドワーフ自治村出身。王都近郷のターセルの迷宮でラルフと出会う、製薬業責任者。王都外事業所に在住。災厄時には浮世離れしていることが判明し,ローザンヌの生活指導を受けている。


●クリュセス

職業等:家庭教師(専属)兼学問所教師


●ナーラム

職業等:剣術と体術の教師兼学問所教師

説明:ルークの教師


●パルシェ

通称:パル

種別:ドワーフ系、女性

職業等:メイド。ソフィー専属

生年:光神暦359年

説明:ドワーフ自治村出身。サラと同じ地域(隣村)出身。サラとは旧知の仲で姉ちゃんと呼ぶ間柄。幼少期はガキ大将で,近郷で有名だった。ソフィー警護のため武力を買われて、王都ラングレン家に雇われる。



───ラングレン本家と一族の関係者


●ディラン・ラングレン

種別:人族、男性

生年:光神暦342年(作品開始時46歳)

身分等:ミストリア王国男爵、ラングレン伯爵家子爵(陪臣)

職業等:ラングレン伯爵領執政、子爵領領主、地主

説明:ルークの祖父(父方)、ラルフの父。元男爵家の分家であったが、ガスパル家の改易を受けて男爵となる。並々ならぬ政治力を発揮していおり、エルメーダ領を数年で立て直した功労者の1人。ラルフの伯爵陞爵を受け、父親ながら麾下となり伯爵領執政(領政府の実質トップ)、現在はシムレークに在住。


●ルイーザ・ラングレン

種別:人族、女性

身分等:ミストリア王国男爵夫人

生年:光神暦345年

職業等:領主夫人。

説明:ルークの祖母(父方)、ラルフの母、実家は准男爵パロミデス家。領都エルメーダに在住。夫ディランが執政となり、シムレークに詰めているためエルメーダ城を守っている。


───バロックの一族


●バロック

通称:元締め

種別:人族、男性

職業等:商人(農業代理業の元締め、建設業等人材派遣業)

生年:光神暦341年

説明:強面で体格も良く皆に怖がられているが、実は細心で親切。ラルフの父ディランに心酔しており民間人ながら配下のように働く。ラングレン男爵領の御用商人的存在。ラルフの誕生時期より見知っており、3才時点でその聡明さに気が付き、自らの娘を娶せようとして14章にて実現。



───ディオニシウス家


●エリス・ディオニシウス

通称:エリちゃん

種別:人族、女性

生年:光神暦382年(作品開始時6歳)

身分等:ミストリア国子爵家令嬢

説明:ルークの幼馴染み兼学友。バロール・ディオニシウスの娘(長女)。活溌な子で家族ぐるみの友好関係にある王都ラングレン家の館に母と共に遊びに来る。ルークとは大の仲良し。


●バロール・ディオニシウス

種別:人族、男性

生年:光神暦350年

身分等:ミストリア国伯爵(王宮爵=領地なし)

職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属少佐、賢者(上級魔術師より被選定)

通称:電光(ブリッツ・デ)バロール

説明:ルークの幼馴染み兼学友のエリスの父。庶民出身ながら、その抜きん出た魔術の才能を見込まれ、長じて上級(アーク)魔術師(ウイザード)となり、18歳にて深緋連隊に入隊、第2隊隊長。複数回の超獣退治、撃退、災厄時の活躍の功にて伯爵に陞爵。


●ナデイス・ディオニシウス

通称:ナディ

種別:人族、女性

生年:光神暦353年

身分等:ミストリア国伯爵室

説明:ルークの幼馴染み兼学友のエリスの母、バロール・ディオニシウスの夫人。同人の許婚だったが、別の農民の後添えとして結婚。381年春に未亡人(前夫との子はなし)となり、バロールとの再婚。ラルフの妻ローザと親交を結び、互いに喫茶、裁縫込みの刺繍を教え合っている。



───深緋連隊(サカラート)関連


●バロール・ディオニシウス

説明:賢者セイジの一員。「ディオニシウス家」項参照


●グレゴリー・ベリアル

通称:殲滅者グレゴリー

身分等:ミストリア国伯爵

職業等:超獣対策特別職。ミストリア陸軍近衛師団対超獣魔導特科連隊所属中佐、賢者(上級魔術師より被選定)

説明:深緋連隊(サカラート)上級(アーク・)魔術師(ウィザード)の中でも屈指の賢者(セイジ)の長老。特務(典雅部隊(エレガンテ))第1隊隊長。




───ミストリア国王室、政府首脳、政治家関連


●クラウデウス6世

身分等:ミストリア国王

説明:ラルフの上級魔術師就任を承認し,男爵位を授爵した。聖獣イーリスと浅からぬ縁を仄めかした。


●クリスティナ

身分等:ミストリア国王女(第7)

生年:光神暦380年

説明:ラルフの子ルークとの婚約の噂がある。



───修学院・光神教会関連


●エリザベート

通称:教授、エリザ先生、エリザ女史

種別:エルフ族、女性

職業等:光神教会司祭、ミストリア修学院魔術・考古学教授(研究者)、ミストリア魔術師協会上級会員。

説明:光神教会のミストリア王国王都大司教の推挙によって、騎士団救護班に派遣された(15章終了時には、派遣は終了)。

ラルフの自主研究担当教授だった。王国政府とも繋がり有り(雇われてしばらく修学院を離れていて、ラルフの研究開始が遅れた)。修学院歴代でも屈指の才媛。教授という地位にありながら教育者としての履歴は極々少ないようで、現在の担当学生はラルフのみ。古代エルフ族の研究をしており造詣も深いらしいが、回復系魔術師の力量はアリーに近いものを示した。謎が多い人物。


●エルディア

通称:司祭様

種別:人族、男性

職業等:光神教大司祭

生年:光神暦314年

説明:ラルフとアリーが幼少時シュテルン村の司祭であり洗礼した。9章終了時は、王都に赴任しており,北街区のサンプトン大聖堂にて大司祭を務めている。




────────────────────────────────────


用語解説


●ミストリア(王国)

ラルフの生国。

王制、貴族制。

人口500万人の大国と中国の中間。

国土は、比較的平坦温暖。北部は森林が多い。

首都は、スパイラス。

基本通貨は、ミスト(小金貨1枚)。


●身分制


ミストリア並びに周辺国の標準的な爵位は次の通り。

爵位は大公(非常)、公、候、伯、子、男の五爵。

これに次ぐ者として、領、禄のない準男爵ここまでが貴族。

平民、騎士の名誉爵位として、士爵、名誉士爵がある。


なお、ミストリアには王族を含む貴族と平民のみが居る。

人身売買、奴隷は禁止。


●貨幣制度


基本通貨ミストリア

ミスト=小金貨1枚(金10パルダ=約7gが含まれる)

補助通貨

1ミスト=100スリング=10000メニー


貨幣

大金貨=10ミスト

小金貨= 1ミスト

大銀貨=10スリング

中銀貨= 5スリング

銀貨 = 1スリング

大銅貨=10メニー

中銅貨= 5メニー

銅貨 = 1メニー


補足

 小金貨には金10パルダ=約7gが含まれますが、通常の交換レートは1ミストで金13パルダ程になります。金本位で考えると、1ミストはおよそ5万円に相当するものとお考え下さい。

 ただし、人件費や食品の物価は低く、鉱工業製品や衣料は高いです。

 特に鉄は、大量生産が効かないため、日本の5倍以上の価格です。


●度量衡


長さ:基本単位:ヤーデン(1ヤーデン=約90cm)、

 0.001ダーデン=1ヤーデン=100リンチ


面積:基本単位:レーカー(1レーカー=約0.4ha)

 1レーカー=5000平方ヤーデン


容積:基本単位:リーズ(1リーズ=0.001立方ヤーデン)

 1リーズ=1000ミリーズ


重量:基本単位:ダパルダ(1ダパルダ=約730g:1リーズ=の水の重量)

 1ダパルダ=1000パルダ


時間:基本単位:1秒=1日の1/86400(人族成人の心拍1周期)

 1年 =12ヶ月

 1ヶ月=30日

 1日 =24時間

 1時間=60分

 1分 =60秒


暦:1月1日=春分


●教育制度(スワレス伯爵領)


学年:7月(秋)から6月(晩夏)。


基礎学校( 6歳から11歳):無償、制約無し。

中等学校(12歳から14歳):有償、希望制

高等学校(15歳から17歳):貴族の子女または推薦制

職業学校(12歳から17歳):有償、希望制


大学校は、首都のみに存在。


●スワレス伯爵領

ラルフの出身地。地方領。

領主は、伯爵アンドレイ・スワレス7世。

領都は、ソノール。


●シュテルン村

ラルフが在住(2章)する農業、狩猟が主体産業の村。

准男爵、士爵が点在する若干裕福な村。

丘陵域に基礎学校、中等学校がある。


●光神アマダー教

光神を主神とする宗教(多神教)

ラルフ出身国、ミストリア付近の国の国教となっている。


●司祭、助祭、大司祭、司教、大司教、枢機卿、教皇

ここでは光神教の宗教者。教会で祭祀を行う者。

司祭が、教会の責任者。助祭がそれを助ける者。

例外はあるが、特に性別の制限はない。

大司祭は、司祭の内長年貢献した特別職(非正規)

司教は国を数地域に分けた教区の責任者相当。

大司教は、国またはそれに準ずる責任者。

枢機卿は、教皇選任権を持つ司教(以上)。

教皇は、光神教会の最高責任者(ミストリアには居ない)


●光神教会修学院

光神教会の教育機関かつ宗教者たる神職の養成機関。

光神教会の信徒が多い主立った国ごとに置かれる。

教員、生徒は、教会の一員として遇される。

宗教者の他、教義の強化、理論化、分析を担う神学者も養成する。


●神学者

教義の強化、理論化、分析を担う学者


●神学生

神学者を志す学生。


●友愛結社薔薇の鎖(ローゼン・ケッテ)

表向き結成より数百年経った友愛を目的とした世界的結社であり、宗教団体ではなく元は金工職人の互助組織だったと言われる。西方諸国に百万の構成員を抱えており、ミストリアにも数千人規模の構成員がいる。結社内では構成員のことを社員と呼ぶる。


●魔術

世界の物理現象をねじ曲げる現象を起こす術。

呪文を以て発動し、魔力を以て行使する。

しかし、真相は神に阿って、お情けでやって貰う現象?


●魔束

魔力の流れ、流量。湧き出しがある


●魔界(魔界強度)

魔力が作用する力場。


●魔圧(魔位差)

魔束を流す為の勾配。


●魔術師

魔術を発動、行使する者。

職業ではない。

一般魔術師と、限定解除された上級魔術が使える上級魔術師に別れる。


●魔術師協会

魔術の普及、技術向上を図る、学術的組織。国家資格、上級魔術師の試験認定組織でもある。


●上級魔術師

国家資格。前述以外はいくつかの特典がある。


●代理業と代行業

基本としては、業務遂行上一定の範囲で意思決定権を持つのが代理業、意思決定権を持たず雇い主の意思の通り実行するのが代行業。


●冒険者ギルド

冒険者の地位向上、相互の福祉を目的とする互助会的組織。

基本的には国家に帰属。非常時には傭兵を斡旋する為、国家経営にも影響力を持つ。

冒険業の斡旋、魔結晶、魔道具、武具、防具の買取販売の事業から経済的基盤を持つ。

本部、支部制を敷いており、支部の責任者は所長:通称ギルマス。


●魔獣

学術的に定説は確立されては居らず、種の区分が曖昧な存在。正式には生物とも認められていない。

俗説が多く、矛盾を多く孕むことに注意。最大の共通点は、疑似生命活動が継続不能になる(俗説的には死とされている)と、光の粒となって散り、魔結晶を残す。

他の野獣の形態に近い個体が多いものの、成熟すると他の生物から魔力精力を吸収するようになり、食べなくても良くなる。ただし、性向は凶暴で吸収方法には様々あるため、人を食べると誤解される。

卵生、胎生の両方があり、これも他の生物と共通。


●超獣

魔獣に輪を掛けた謎の存在。

魔獣よりも巨大で強力であり、人間や環境に多大な被害を与える。

これまでのところ幼生は見つかって居らず、魔獣が長じて超獣となるという俗説はあるものの学術的な確立はされていない。

そのため明確な寿命は分からないが、見つかってから、長くとも半年以内に生命活動を終える。その終焉は、昇華、散華と呼ばれる膨張後爆発(化学現象、魔導現象)を起こすものがほとんど。昇華前段階と呼ばれる膨張状態に入ると、異常魔導力場を発し、魔術攻撃を無効化するとされている。この異常魔導力場は、人間の精神に影響を与えるされており、魔術師など魔導感応が高い人間程、発狂、突然死を起こしやすくなる。


●聖獣

魔獣の中で知能が高く、人間の役に立つ存在とも言われる存在。神話、光神教教書にも記されているが、その存在は確認されて居らず、ミストリアでは光神暦200年代にイーリアという聖獣が居たとされている。


●ミストリア軍についての解説


最高指揮官:大元帥(国王)


軍務省:軍政担当。政治家と官僚。軍事予算と人事の執行と管理。また参謀本部と軍部に審議官(少将待遇)、参事官(准将待遇)を送り込み監視している。首長:軍務大臣


参謀本部:軍令担当。ほとんどが高級軍人。戦略作戦の立案、実行部隊の大隊長以上の上級指揮官の戦術立案補佐兼軍監。付属組織として首長:総長。だたし組織は軍部内に組み込まれている。


軍部:陸軍と海軍からなる実力部隊。戦術作戦の立案と実行。首長:陸軍長官、海軍長官。


近衛師団:組織上陸軍に所属するが、事実上別組織。国王直属部隊、王都の防衛、王宮と王室の防衛(親衛隊)、超獣対策部隊、軍警察、治安維持部隊を含む。

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訂正履歴

2022/11/03 誤字訂正

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