山あり谷ありの人生
龍、神崎、キューは、「迷い道」という宿泊施設がある場所へ、早朝バスに乗って向かった。
キューは、最初悪臭しかしなかったのに、今や、違和感なく家族みたいな存在になっている…
その光景を改めて思うと、龍は不思議にしか感じなかった。
1時間くらいして、別のバスと乗り換えだ。
朝早くから来たため、二人は眠っていた。
申し訳ない気持ちもあるが、起こす。
龍「崎!起きて!ここから乗り換えするから、降りるよ!」
崎「…ん…ぉ…おう!」
寝ぼけながらも返事をして、バスを降りた。キューは、カバンの中に入れてバレないように隠していた。
30分くらいでバスが来る。それまで休憩し、徹夜までして計画を練ったノートと
地図を広げ、確認する。
崎「なぁ、あとどのくらいで着く?」
龍「このバス乗り換えて、44分で着くよ。あともう少し。」
崎は了解といいつつ、内心は(44ってゴロ悪くねーか?)と不気味に思っていた。
カバンの中では、キューがすやすやと寝ている…猫の姿は気楽でいいな…と二人は汗だくで思う。
二人は、バスを乗り換え目的地を目指す。
・・・・・44分後・・・・・
宿泊施設「迷い道」に到着した。
事前に予約して、5日間泊まらさせてもらう。流石に一週間は、金銭的に難しかった。
崎「ついたなー!!いや〜バスでも、座ってると腰がいたくなるな…俺、じじくさいか?」
龍「ここまで、おつかれさま^_^
早速部屋に荷物を置いて休もうか…」
着いて早々に森へ行きたかったのだか、龍もバスを乗り継いで、歩き、疲れたようだ。崎はというと…
崎「すげー!ここ以外に安かったのにベッドめっちゃふかふかじゃん!ホテル見てぇだな!龍!ふぅ〜!俺、こんなベッドで寝んの初めてだぜ!」
龍「崎、はしゃぎすぎだよ?^_^気持ちはわかるけど、ドロップの件調べなきゃ…」
崎「そうだけどよ…せっかく旅がてらここにきたんだから、少しは気楽にいこーぜ!」
龍「うん。ありがとう崎^_^
少しはリラックスするよ」
今日は、部屋でパソコンをカチカチと調べものだけをした龍。
夜になり、夕食の時間になった。
この宿泊施設では、部屋で食べることができる。プライベートを楽しむにはちょうどいい施設だ。
カバンの中からキューが起きてくる。
キュ「あぁ〜ぅ…よく寝たな〜」
崎「そう言えばいたな…
キュー、おまえ、今の今までずっと寝てたのか?俺のカバンの中で…」
キュ「そうだが?おかげで魚をたらふく食べる夢を見れたわ〜」
崎「猫っぽい…っていうか猫か…
あぁ、もうすぐ夕食だぞ?ここでは、部屋で食べれるらしい。」
キュ「それはいいな!いや〜猫も中々快適だな〜(*´꒳`*)」
崎はメニューを取り、何がいいか龍と相談した。キューのは、さしみとか、いいのか?悩んでいた。
迷い道宿泊施設は、すべて、宿泊代金に含まれているため、食事も、選び放題というわけだ。
こんなにもうまい話があるだろうか?
なぜ、ここの宿泊施設は人気なのに誰も訪れなくなったのか…。
龍はパソコンを閉じるとボーッと考えていた。
食事を終えて、風呂もすませると、明日森へ行く準備をする。
龍「明日に備えて早く寝なきゃ。
ねぇ…?聞いてもいいかな?」
崎「ん?」
龍「どうして、僕についてきてくれたの?
うざいとか、めんどくさいとか、一人でやればとか思ってないかなって…
いや!…疑うわけじゃないけど、迷惑ばっかかけてきたから、そう思ってもおかしくないのかなって…」
崎「バカだな龍は^_^俺たち友達だろう?
昔からおまえのこと知ってて、見てきて、今ここに入る。そもそも、嫌だったら、なんでおまえを家に来いなんて言うんだ?
なんで、おまえと今日こんなにワクワクして、一緒にきてんだ?俺はな、おまえが何か悩んでれば力になりてーって思うし、おまえが楽しそうなら一緒に笑って楽しみてーんだよ^_^」
龍「崎…」
崎「おまえの気持ち、全部わかるわけじゃねーけど、今こう思ってるとか、それこそ楽しいとか、バカだなぁ、とかそういう顔は昔から変わんねーから、龍は龍だから、
だから、今だけは気を張らねーでリラックスしよーうぜ!」
龍「崎(・ω・`)ありがとう^_^」
崎「もう寝よーぜ^_^明日、森に行くんだろ?」
龍「うん^_^」
龍の固くなって、気を張っていたなにかは崎の言葉でほどけて、ゆったりと
楽しい空間になっていた。
二人は寝る準備をしていたが、
黙って見ていたキューが腕組みをして語り出した。
キュ「おまえら!確かに、災難だったこともあり、山あり谷ありだがな、まだ若く人生も時間ももったいないほど余りすぎている。考え、学び、成長することは感心した。だか、森へいく覚悟だが、これは忠告しておくぞ。あの森には、夜遅くまでいると霧がでる。方向がわからなくなる上に、晴れるまで時間もかかる。それ事態はおまえらでもわかるだろうが、その後が問題だ。霧が晴れると、黄色いパイプが現れる。あれには触れるなよ。」
龍「黄色いパイプ?そう言えば…さっきパソコンで、衛生写真を確認した時、黄色い何かがあったな…あれパイプなんだ…。
で、なんで触れちゃいけないか、理由を教えてよ。」
崎「そうだぜ!理由を教えてくれねーとわかんねーよ!」
キュ「説明は長くなるぞ?明日に備えるなら、明日話してやる。
ガキはさっさと寝ろ」
崎「んだよ!!もう少しで何かわかりそーだったのによー。触るなって言われると余計に気になるじゃねーか!」
龍「明日、行って確認しよう。キューにもちゃんと説明してもらう。」
キュ「かまわんぞ」
しまらない、なんともモヤモヤした気持ちを残したまま二人とキューは眠りにつく。
不死身ドロップの謎と
新たな謎の黄色いパイプとは何か?
今後の龍たちの人生を左右する、危険な行動。なぜ、キューは、危険だと分かっていながら、止めないのか。
明日、再び森へ足を踏み入れた龍が目にするとんでもないものは?…
お・ま・け
キュ「なぁ?モンプチってなんだ?」
崎「あぁ…猫が食べる缶詰?だけど…」
キュ「うまいのか?(@ ̄ρ ̄@)」
(pジュル)
龍「もしかして、キュー食べたいの?」
崎「第一、元人間だろ?猫の体とは言え
合うのか?」
龍「カリカリ食べてたんだから大丈夫じゃないの?ただ、人間とは違って、胃の大きさ、満腹中枢があまりないこと。
吐かないでよ…?」
キュ「大丈夫だ!ワタシは猫だ!記憶と中身は人間だが、体は猫だ!問題ない!」
崎「じゃあ、食べてみるか?ほら。」
キュ「高級な味がするぞ!うんまい!
猫もやはり悪くないのぉ〜」
龍「崎とキューのこの光景…完全に飼い主とペットだな…。言葉がなかったらもっとホーム感増しそう…」




