表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
友士灯―ともしび― 資料集・番外編  作者: 葉霜雁景
登場人物・各章簡易まとめ
9/20

第三章時点

【あらすじ】

 志乃を加えた直武一行が向かった先は、妙後たえご郡に属する島、沢綿島さわたじま。妖怪界隈では狸たちの楽園として有名な島であり、実際に狸たちとも遭遇する。狸の頭領、双岩ふたいわ団史郎だんしろうは、志乃が妖雛ようすうとしてまだ目覚めていないことを見抜き、そのための儀式進行役を担うと約束した。


【直武一行】


花居志乃(追加)

 雷雅の血を飲んだことで妖雛となり、彼に育てられた鬼の少女。雷雅同様に二本の角を持つ。

 妖怪としての姿は、黒と白に金刺繍がある片身替わり、鈍色の袴、銀刺繍が施された紺青の羽織と派手な格好になる。加えて、雷雅から贈られた絹の髪紐と、瑠璃が使われた佩飾を身に付けている。


境田芳親(追加)

 妖怪としての姿は、銀刺繍のある白い狩衣に、深紫の指貫袴、臙脂の単衣という古風なものになる。頭には烏帽子の代わりに、犬を象った面を括り付けている。


【沢綿島】


双岩(ふたいわ)史緒(ふみお)

 狸の少女。赤毛であり、人間の姿の時も赤毛。兄に史継がいる。

 やる気があるものの、ドジを踏んで失態を晒してしまうのが常。指摘されるとうるさくなる。


双岩史継(ふみつぐ)

 狸の青年。赤毛であり、人間の姿の時も赤毛。お人好しな性格で、それが外見にも滲み出ている。妹に史緒がおり、彼女に手を焼いている様子。


 双岩団史郎(だんしろう)

 沢綿島(さわたじま)の狸の総大将。直武とは旧知の仲。門外不出のはずの転送陣の術式を、直武と共通の知り合いから教えて貰い、自己流で改造したとか。志乃の能力を目覚めさせる〈解放の儀〉の執行を担う。


【雷雅陣営】


雷雅(追加)

 志乃を六歳まで育てていた親代わり。彼女と共に楽を奏でることはあれども、微笑ましい親子のようなやり取りは微塵にもなかった様子。


雷吼丸(追加)

 雷雅からの贈答品を届けるべく、志乃の前に姿を現した。名乗ることは無く、自身のことは「某」と呼んでいる。志乃を仕えるべき相手と見做しているが、礼儀正しいながらも態度は一方的。


【守遣兵】


境田兼久(かねひさ)

 麗境山(れいきょうさん)所属の守遣兵。芳親の義兄であり、境田家の跡継ぎ。橙路府への派遣任務を命じられるが、何やら裏で蠢いている事態があることを察している。


木下(きのした)喜千代(きちよ)

 麗境山所属の守遣兵。兼久の幼馴染で、副官を務めている。彼の義弟である芳親や、その許嫁である茉白とも面識がある。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ