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【い】つでも

君が……


怪我をしないように

傷つく事がない様に

草臥れることが無いように

怒ることが無いように

心配する事がない様に

悲しむことが無いように

寂しくならないように


祈ってる。


ちょっとした事で考え込むと

少し丸くなる背中を

「また、肩が汚れてますよ?

なんで、ここばかり汚れちゃうんですかねぇ……」

そう言いながら叩く。


『頑張れ!!』の気持ちを込めて。


誰よりも優しいから

余計なものまで抱え込んで

イッパイイッパイな君が


振り返って笑うのを思いながら。

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