叔父さんたちネタ好きすぎすぎじゃね?
天眼と魔力制御は手に入れた人がいっぱいいます。やっぱりかくのってたいへんだすな。やさすく、やさすく。
ネタとゴミでほぼ埋まったがスキルも決まったし種族を決めてしまおう。
「構成上あまり種族の数がなくてですね…二種類しかいないんですけど…」
1、人族
2、妖怪
妖怪!?
「妖怪ってなんですか?」
「いわゆる、絶滅危惧種のような種族です。妖怪を選ぶと完全ランダムで妖怪のなかの一種になります。」
「じゃあ妖怪でお願いします。」
言い終わるかどうかぐらいのタイミングでどでかいスロットが現れた。スロットには
〈隠れユニーク 1〉〈天狗 0(絶滅しました)〉・・・
隠れユニーク以外絶滅してるんだが…どうなんだゲーム的に…
「スロットを回してください。」
スタートボタンを押すと、スロットが回り始める――― 全部隠れユニークが回っているように見えるんだが、これは…
結局、隠れユニークで止まり、「妖狐〈無形〉」となった。
「おめでとうございます。現在最もなりにくい妖怪で絶滅寸前の残り一人、いわゆる隠れ種族のユニーク種族です。」
そんなことはどうでもいい
「「妖狐」の隣にある無形はなんのことですか?」
「尻尾の本数です。最初は1本ですが、書いてある本数まで尻尾が増えます。無形の場合は、使用する武器の数と自作したリストの数、使いこなせるようになったネタスキルやゴミスキル、成功率が100%になった生産スキルの数で決まります。」
「尻尾が増えるといいことはありますか?」
「今のところは、もふもふできることだけです。」
…はい?
「もふもふできることだけです。」
・・・。
「因みに、種族スキルは耳と尻尾を消せる〈人化〉と狐になれる〈獣化〉があります。どちらもネタスキルです。」
・・・もうやだこの運営
そのあともちょこっとありまして…
妖狐〈無形〉
種族スキル
〈人化〉〈獣化〉
種族特性
AGIとDEXが上がりやすい傾向にある
装備できる防具は和服もとい着物だけになる
アバターが強制的に黒髪黒目になる
種族情報
古代の文献を漁れば尻尾の活用法が見つかるかも…
とのこと。まぁいいんじゃないかね。
「初期スキルに〈無形マスタリ〉を選んだのでアーツはありませんが初期武器は3つまで選べますよ?」
そんなもの決まっている
「刀1つと脇差しが1つ、短杖が1つですね。はい、お贈りしました。」
「なにか質問はございますか?」
「チュートリアルは…」
「冒険者協会か探求者連盟、魔導師連合かリストを作れる場所で行うことができます。チュートリアルを受けずに町の外には出られませんので注意してください。」
そろそろか…
なにか忘れてる気がするが忘れたことは大事じゃないってことだ!
「ありがとうございました。にゃごにゃごさん。他の4人にもお疲れ様ですっていっといてくださぁ(ry」
ふふっ、ありがとう…ね
「皆!可愛い子がお疲れってさ!」
世界のどこかで「ウオォオオ」と声がした、気がした。
短かった。それよりやっぱ使い方わかんねえんだこれが。へるぷみーってやつなのです。