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長谷部  作者: 男の中には梅がある
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 眠たい目を擦りながら父親が出社する音に目覚める・・・いや会社には行かないから出勤と言った方が良いか。

そんなどうでもいいことを考えていると控えめな声で「いってきます」の声が聞こえてきたのでこちらも

負けず劣らずの小さなかすれそうな声で「いってらっしゃい」と返事をして眠りにおちていった・・・



 僕の名前は古川 孔 ごく普通の男子高校生だ、とラブコメよろしく言ってみたがいいものもべつに愛人がいるわけでもないし右手に龍をやどしているわけでもない。

また今日も近所の高校生がk西学院に受かったとか、鳥取で地震があったとか母親やニュースが垂れ流すどうでもいいことを聞きながら内心、島根のばあさん大丈夫か?とかどうせ指定校だろうなとか考えながら

ローファーを履き、徒歩1分にも満たない最寄り駅に急ぎ電車に飛び乗った。

 同じように電車に乗る学生でも2通りのパターンがあり、携帯をいじり青春を満喫(笑)するものと

一つでも多くの単語を覚えようとする僕のような勤勉かつ健全な学生だ。

前者は勉強すればよかった…と後悔し、後者は前者を勉強すればよかったのに(笑)とあざ笑う。

そんな人間に僕はなりたいと一人ほくそ笑みながら記憶しようと悪戦苦闘していたとき、

ふと目にとまった単語「explicit sex scenes」 露骨なセックスシーン…頼むよ駿〇さん…



 


 




 

 

 


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