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新しい人生は仲間とともに(仮)  作者: 悪い方の神でございます
2/3

人生

さて、剣と魔法の世界、レベルとスキル、美女に囲まれてキャッキャウフフゥ、勇者になりたい、でしたっけ?

そんな都合のいい世界があるわけ・・・あった!?

けど予約でいっぱいだ。


うーん、よくわかんねぇから適当でいいや

ど れ に し よ う か な わ る い か み さ ま の い う と お り


よし、ここでいいや、

当たらずとも遠からずって感じだし許容範囲内でしょう!


あとはゲームのキャラクター・・・。

2つありますね、ハイ。


なになに?

ひとつはLv.100の剣士でスキルたくさんね、

てかなんだこのキャラクター、くっそイケメンじゃないですか。


あいつがこの顔になるためには整形繰り返すしか方法ないですよ・・・。


そしてもうひとつは・・・。

ふむ、そこそこのイケメンに抑えられてますね。

というより1作目が奇跡だったのでしょう。


こちらは未育成でスキルも魔法も初期のものだけ。

職は、鍛治師ですか。

あっちの世界では鍛冶をしようにも素材がなくて鍋を直したり包丁研ぐくらいしかできないんじゃないでしょうか・・・。


こっちを選んでしまうと悲しんじゃいますかね・・・。


となると、選ぶ方は決まりましたね。

もちろん鍛治師ですよ?

それくらいのイタズラ見逃してくれるでしょうし。

きちんと選ばないアイツも悪いでしょうしね。


では、ワタクシはこのへんで・・・。

この物語の主人公はワタクシではなく、アイツなのですから。


・・・・・・・・・

・・・・・・

・・・



・・・98.99.100!!


100秒って意外とながいのな。今まで忘れてたわ。

全く実感わかないけど転生したんだろうか、もっとわかりやすくして欲しい。


そんなことより全く動けない。まさか石にでも転生したのか?

あの神様を訴えて抹消への1歩を踏み出させてやろうか・・・。


声も・・・出ない。


そうだ、ここが俺の望んだ世界なら・・・。


『ステータスオープン』!と念じてみる。

よし、ステータスが見れる!


ステータス

名前:

職業:鍛治師

Lv.1

スキル:低級製造、低級修復

魔法:エンチャント



ふむ、名前はまだないのか、そこは後で決めるとしよう。

職業は鍛治師か、剣士かと思ったけどあの神様ならこっちを選ぶよな・・・きちんと指定しなかった俺が悪い。

それにゲームの世界じゃないんだから剣士が杖を持つことも出来るだろうし、その点では鍛治師という何にでも対応できる職につけたのはありがたいことなのかもしれない。


あとはスキルと魔法・・・は、ゲームと同じなのか。

うーん、だったら剣士の方が・・・未練がぁぁぁ・・・。


・・・まぁそんなこと今更しょうがない。

1から人生始めるんだ、全部1からの方が普通ってもんだよな。

そうに決まってる。

絶対に。

うん。


さて、やることなさ過ぎて辛いぞ。独り言を呟くさみしいやつはもう終わりにしたい。

新しい人生やりたいことが沢山あってうずうずしてるのに・・・まったく。


ピロン


レベルが上がりました。



こうして俺の新しい人生が幕を開けた。



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