1話
「なあリョウタ。思ったこと口に出していい?
」「口以外のどこで出すんだよ」「そりゃアレだろ」「みなまで言わんでよろしい」
「作品ってクソラノベだよな?」
「うん」 「そっかー! クソラノベだよねぇ!」あはははは…………。
※上記の通り作品は以下のコンテンツを含みます。
クソラノベ
8月28日くらい。無事冒険したい病に発症した模様。 例えば異世界……それなんてクソラノベ(誉め言葉)な代物である。
主人公が爽やかにダンジョン攻略したり、魔王討伐したり……。
やはりクソラノベ(誉め言葉)には頭が上がらない。だから俺もクソラノベ(動詞)したくなってしまったので……。
「見つけた」 「何を?」 「そりゃ異世界へのゲートだろ」 「それより仕事探せよ中卒」
「だまれ俺が覚醒する前に 」
全く、コイツは俺がイカに偉大か分かっていない様子だ。だからパソコンに『バッハ全曲集』とかゆう触手系エ〇画像がたっぷり詰め込まれたフォルダーが存在するんだろう。
「俺の直感によると女風呂の入り口にかかっている布が怪しいと思うんだが」
「暗い未来しか現れないと思うんだが」
とにかく道を切り開くには決断力が必要なんだ!
「何かいける気がする!」
「バカって可哀想だよな」
つづく