プロローグ
前書きって何?
皆様、如何お過ごしでしょうか???
「私」です
この度この書物を手に取られたと言う事は「彼ら」の物語の傍観者になられるということですね?
正直に申し上げますと彼らの物語はそこらへんの[冒険小説]や[バトル漫画]の様に「かっこいい」且つ「惹かれるような」事はございません
その様な物語の傍観者になろうとは・・・
あなた様もかなりのもの好きでございますね
私・・・ですか?
・・・・ただの時間潰しでございますよ
何の意味の持たない作品だとわかっているのになぜかまた手に取ってしまう。
これほどの駄作なのにまた見てしまう。
・・・わかりませんね
何故でしょうか
知らぬ間にこの物語に惚れてしまってるのかもしれませんね
さて、そろそろ物語を進めますか。
え?もう「物語」は始まってる?
いやですね・・・・
これは物語ではなくただの「文字数稼ぎ」ですよ
本編は彼が目を覚ました瞬間に始まるのです
「彼」って誰かって?
それは「本」が全て語り、示し、明かしてくれるでしょう
この「物語」を余すことなく・・・全て・・・・・・
それでは今度こそ参りましょう
「駄作」の中の「名作」に
「真実に最も近い偽りの物語に」