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本質

「あなたは、私を好んで夫婦になったとは思えません」

彼女のパンドラの箱は閉じることなくどんどん目に見えない様々なかたちの気持ちが見えた。

「君も私がすきではない」

ますます彼の考えていることが分からなくなった。

「私にはわかりません、出会うべき人はたくさんいるはずなのにわたしを選んだ理由」

「、、、、」

「答えられないなら、私を返してください。」

突然ドアが開いた、白いエプロンを身にまとう女中だった、

「きょうはお疲れのようですし、ミリア様はお休みなっさたらいかがですか」

思えば数日間彼との会話しかしてないように思える。

「そうですね」  二人きりになり

「不器用な方なんです、、、でも彼は、人一倍に情がある方なんです」

そんなように思うのはあなただけだと思った、いいから一人にしてほしい

「では、失礼します」

ちょうどいいタイミングだった、何かを察したように部屋から出ていった。

彼の言動に起こりながらも、一冊だけ本を取っていた、深い緑色の表紙に金の文字が彫られていて

、派手でもない地味でもない品があるものだ。

これからの自由な一時がなんとなく察しがついた。

「そこに愛がなければ、生み出されるものは脆く、儚い」

今の状況にぴったりだ、いつかは壊れ、跡形もなく脳裏に浮かぶかすかな記憶に終わるそんなひとときになるに違いない。

誰しもがそうも思っていた。



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