第1話 接敵?
割りかし早めに出せましたがまだ慣れてないので短いし薄いですがご勘弁を
真っ白な視界が色を取り戻してすぐ、周囲を目や音も頼りに索敵した、場所は草原の丘で非常に開けていた。時刻はちょうど真昼といったところだろうか
周囲の安全を確認したあとは装備を軽く点検したし、丘陵の影に隠れ端末を開いた、端末にはいくつかのアプリが入っている。
「ショップ」
その名の通り、ポイントで買うものは全てここに入っているようだ
「臨時任務」
今は何も無い
「時間とカレンダー」
現在時刻と月日が書いてある、年についてはよく分からなかった
「マジックポケット」
マジックポケットの中身がパッと見で分かるようになっているようだ、現在は追加アーマーやヘルメット、m72などが表示されている
「ニューワールド」
魔物や地理に関しての情報が入っている、元の世界でいうg◯◯gle。全て見るだけでも骨が折れそうだ
「マップ」
その名の通り地図がのっている、全く知らない場所なので非常にありがたい、というか今が中世時代だとしたら相当な価値なんじゃなかろうか
「探知機」
自称神から伝えられた探すための道具、近づくと光だしメーターが赤に近づくと言う(分かりやすくいえば妖怪ウォッチのあれ)
「カメラ」
試しに一度撮ってみたが音が消えており解像度も非常に高い、役に立ちそうだ
「ライブラリ」
略
一応探知機を開いてみるが早々反応があるわけもなく、一先ず落ち着ける場所で端末の情報を見るためにマップを見て近くの建物がある場所を目指した
⬛︎⬛︎⬛︎
丘陵を経由しつつ小走りで進んでいくとその場所が見えてきた、が
近くで確認すると既に廃村になっている様子だった、だいぶ移動したので探知機を開くと反応があった、聞いた話では兵器の規模(結構曖昧)によって反応の強さが異なるとの事だったが、この廃村にある可能性も捨てきれない為、俺は廃村の中を確認しに行った
(廃村は廃村でもこれは何かに襲撃されたな)
警戒しつつ石造りの民家の間を通り抜ける、無論人気は無く、動物の気配もない。
中央部に近づいていくにつれ、血が多くなってきている、しかし死体は見当たらない、骨が砕かれた様な痕跡も見当たるが、骨自体も一切見つからない
(着いている血がまだ新しい上に蝿も寄ってきていない、戦闘が起きたのはついさっきか?)
一時付近の背の高い建物に入り3階から中央の方向を確認するとそこには異様な光景が広がっていた、多数の白骨化した死体が死体を中央に運んでいたのだ
中央には大きな鐘のある、おそらく教会であろう建物が見え、奴らはそこに死体を運んでいるのだろうと確認
そして俺は物陰に隠れ端末を開き、ニューワールドから魔物について調べたところ、それらしきものが見つかった
「骸骨」
またの名をスケルトン、白骨化した死体が禁忌の魔術か強い思いにより動かされている魔物、知能は個体によってまちまちであるが、使役者に対しては絶対服従。元の人物が強ければその分強くなる上、武具も人並みに扱い、例え骨を両断されようと再生する。しかしアンデット共通の弱点として聖属性・光属性による攻撃や、聖水、祈祷が行われた武器などに弱いことに加え、骸骨は打撃による攻撃に弱く、頭含む体の4分の1を粉々にする事でただの骨に戻る(一部例外あり)、頭を壊さなかった場合は例え頭だけでも生き続けるがその際は髑髏と呼称される。
とのことだった。
(厄介だな、いくら7.62×51でも骨を4分の1も粉々にするのは面倒だ。反応が強くなってきている以上ここにあることは間違いない、ショットガンを買う為に他んとこ回るとこの感じじゃ数が増える)
(さて、どうするか?)
どう攻略させるか悩んでるのでとりあえずここでおしまいです。
なんか思いついたら出します。