54話 敵をの後始末より、口止めなんかの方が面倒くさい!
明けましておめでとうございます。今年は、どんな年になるのか楽しみですね。辛い事もあれば楽しい事もあると思います。ですが、それも人生という中では思い出の一つとなると私は思っています。では改めまして、2023年も(と言ってもまだこの作品は一年も経ってはいませんが)どうぞ、ご愛読の程、宜しくお願いします。
ジサラスクが撃った弾丸を私が撃った弾丸とで相殺する。
「おいおい、銃弾を銃弾で受け止めるなんてありえないだろうが!」
「そうでもない。お前が殺気を向けて来る箇所と、中の標準を見ればこれくらいの事は簡単に出来るぞ。分かったか?小僧」
「舐めんなよ、このクソじじいが!所詮一人なんだ。数でやってしまえ!!」
そう言った瞬間、やつの部下の何人かが突然前にいる奴らを撃った。
……あいつらもしかして。
「1人ではない。我々はシールズだ。ジサラスク、お前を逮捕する」
そう言って、ジサラスクの方向に銃口を向ける。
先に潜入していた部隊か。
「まさか、私の部下の中にネズミが紛れ込んでいようとは、気付かんかったよ。お前ら、そのネズミ共を殺せ!!」
「シールズよ、その者達はお前達に任せる。私はジサラスクの方を相手する」
『ハッ』
話が終わると、奴はXM196:M134/GAU-2B/Aを【ストレージ】機能から取り出し、馬車に向けて撃って来た。
まじかよ!あんなのまで持ち出してやがったか!?
馬車の方に急いで【シールド】を展開して攻撃を防ぐ。
「思ってたよりも馬車を必死に守るんだな?昔のお前なら表情を全く変えなかったのに、今じゃ守りに必死だって表情に出てるぞ?」
「たしかに、昔に比べたら表情が変わりやすくなったのは否めない。だが、3級手配犯ごときがそれを分かったところで、私を倒すなんぞ夢のまた夢よ」
「舐め腐りやがって、絶対殺す!」
やつが我慢の限界を超えた様で、銃を投げ捨てて、肉弾戦に切り替えて来た。
接近しても意味がないのに。
ハァ、というため息を突いてから魔法を発動する。
「【シャドウバインド】」
【シャドウバインド】によって全員を身動きを取れなくしてからさらに攻撃をする。
「【氷剣雨】」
魔法名を言った瞬間、ジサラスクとその配下の頭上に氷剣が無数に下に向いた状態で並ぶ。
ちなみに落ちる威力は、SS109 5.56mm×45弾とほぼ同じである。
それと、この【氷剣雨】という魔法は私が【魔法創造】で創ったオリジナル魔法だ。
何人かは今の攻撃で、機械戦闘着を貫通して死亡した。
「お前ら、いまの攻撃に誰も巻き込まれてないな?」
「はっ、潜入部隊の者は発動と同時に射程圏外に退避しました」
「巻き込まれていないのは何よりだが、敵も同じ様に【シャドウバインド】を逃れたやつも生きているのはともかく……あの攻撃をまともに受けて無事なのは予想外だよ、ジサラスク……」
だが、あの様子だともう限界だな。
そう思った私は、最後にやつに強烈な殺気を向けて気絶させてから一応手錠をかけて拘束した。
その後は、本部の事後処理部隊と合流し私の指示の下、処分した死体の回収や生け取りにした奴等を本部に連行させたり、戦闘の痕跡を消したりした。
すると、私の部下の1人が尋ねて来た。
「シリウス様、ところで後ろにいる者達はどうなさいますかます?記憶処理薬は一応持って来ておりますが……?」
「必要ない。後ろの者達の事は私の方で何とかしておくから、お前達は事後処理が終わり次第本部に帰還ならび、護衛部隊は引き続き任務を続行せよ」
そう指示を出して他の者達を下がらせる。
そして私は後ろにいる人達に【シークレットカース】という闇属性の呪縛魔法をかけた様に見せかける。
そして、後ろにいた人達に話しかける。
「神級魔術師としてあなた方にに命じます。今起こった事の一切の口外を禁じます。もしこれが破られそうになった場合はあなた方にかけた【シークレットカース】という闇属性の呪縛魔法が発動し、首が弾け飛んで死にます。ただし、我々の存在が公になった場合もしくは、私が解呪しない限り解呪が出来ない様にしている」
「そんな、俺たち死ぬのか?」
「この呪いは、あなた達が口外しない限り発動はしませんし、何なら少しだけだが、身体能力が上がる様になっている。これが、この事案に対する口止め料とでも思ってくれ」
「我らバルハラン王国にとって、神級魔術師様は獣王陛下よりも権限は上ですので逆らうわけがありません」
「ベルンガ王国は国王陛下と同じ権限を持つ神級魔術師様は国王陛下と同じと考えるため、我々もあなたの命に従います」
「ならば良い。命は大切にする者だからね」
笑顔でそう言うと、他の者達は揃って、顔を青ざめた。
「それじゃあ、指揮権を再度グリウスに戻します」
「総員、出発の準備が完了した後、次の野営ポイントへ移動する」
それから色々と準備をして次の野営ポイントに向かって出発した。
「元とはいえ、私の身内の者が迷惑をかけてすまなかった」
「いえ、お気になさらないでください。先程の話を聞く限り狙われていたのは大使の私の様ですから」
「そう言ってくれると、ありがたいです」
「ベルンガ王国とバルハラン王国の両国が同盟を結ぶまでの間、我々スターズも護衛しますのでご安心ください」
「頼りにさせて貰いますね」
その後もいろんな事を話したりして、次の野営ポイントまで向かった。
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