表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/41

ギルドの救護室の一室にて

「まさか、実在してたなんて…まさか人間でそれが使えるとは…」

「いや、ちと違うらしい。」


オンボロベッドで寝てるルーを脇目に、俺はギルドマスターに、断裂中に見た物を話した。


「その術式を、唱えないでキーボードなる道具で出現させてたんだ。でだ、そこに現れた文字も、どの宗派の呪術文字にも当てはまらない、未知の物だった。」

「服装も実に変わっているし、そもそもこれでは職業さえも分からず仕舞いだ。」

「…あとだ、ルーは、恐らくもう最初の一体は倒してるぜ。」

「!?」


コーヒーを一杯飲む。どうやらルーは俺たちの想像以上の存在らしい。


「それは…どういう事ですか!」

「ああ。俺が今日のクエストで狩ったヴァイオレントナイトは10体。だが、」


俺はポーチから、瘴気を放つ石をいくつか取り出す。


「俺が手に入れた暴挙の石片は11個。こいつは必ず一体に一個しか宿って無いし、ほっときゃ揮発しちまう。あの場にいたのは俺とルーだけだ。」

「…あの子は一体…」

「さあな。死にかけの俺たちを哀れんだ、神さんからの贈り物じゃねえの?へへ。」

「お前はなあ…」

「で、どうすんの。ルーは修行を受けるのか?」


ギルドマスターは、しばらく考え込んでいる。こいつは優秀な奴だが、あの婆さんとは違い経験が浅いのがネックだな。

まあ、どっちに転んでも結果は見えてるんだが。


「仕方ない。契約書面通りに進ませるしか無いからね。」

「ほう。」


ルーの力にゃ随分と謎も多い。剣召喚、スピードダウン、時間圧縮。何のスキルも無しに少なくとも三種類の能力を発動出来てる時点で普通じゃないからな。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ