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神子(かみこ)  作者: れいちr
99/149

神子2≒53

第2会議室前



物音が全然聞こえないガランとしてるようだ


アイ「は、入るわよ?」


一同「おー!」


と一同は第2会議室に入る



そこには2人、刀を持ってる者、1人座って目を瞑って瞑想している様に見える者


「…………」

と座り込み瞑想している黒髪の青年


「…………これ…どうすれば…」

と刀を持ってる、しっかりしていそうな白髪の少年


「……俺様もわからないぞ…」

と刀を持ってる、やんちゃそうな黒髪の少年


玉水「福ノふくのち!」


影向「奉加ほうが!」


四「うーん、やっぱり敵が居るみたいだな」


千年「敵かどうかはまだわからないわよ?いい人かもしれないし」


アイ「あれって…瞑想?」


ルート「そうみたいだな」


マグ「何を考えてるのか…」


ルイ「ええっと…」


アワセ「どうしたんだ?」


キル「何か言いづらい事でも?」


シンジ「…………言いづらかったら…その……言わなくていいぞ」

とデレる


ルイ「………なんて言えばいいのか………簡潔に言うと「殺されるのを待ってる」」


福ノ地「ええ?!殺さなきゃいけないの?」


奉加「あんまり、無駄な殺生は駄目って嫁に言われてるんだぞ…」


ルイ「……ええーと…「殺さなければ、殺してしまう…」って」


影向「難しい奴だな、相談に乗ってやろうか?」

と座り込みあぐらをかき


玉水「そうだね、相談に乗るのも有りだ」

と座り込み正座をし


ルイ「「相談には乗らなくていい、ここを出て首相室に行ってくれれば黒幕がいる」だって」


アイ「魅了はされてないの?」


ルイ「「されていない、ただ拐われただけ」だって」


ルート「拐われた?!あいつらに?!」


マグ「いったい…どんな能力持ちか…」


アワセ「気になるなー」


キル「言ったら駄目な奴だったりして」


シンジ「………?駄目な奴があるのか?」


ルイ「「言ったら駄目な奴だ、お前らを殺してしまう」って」


アイ「ならどうすれば…」


四「九十九つくもでその能力断ち斬れるだろう?その……嫌なら断ち斬ってしまえばいい」


ルイ「……やる?「よろしく頼む」ってさ、うん、じゃあ行く…」

と瞑想している青年に近づき、能力『何断斬』(何でも断ち斬る)を発動する


「ありがとう、これでやっと開放された、あの地獄から」


ルイ「………地獄って何」


キル「地獄って言うのは人が死んだら行き着く場所の1つだよ〜」


ルイ「………知ってるそうじゃなくてあの地獄って?」

お読み頂きありがとうございました

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