神子2≒52
黒髪の青年と紺髪の女性が自我を取り戻した
マオ「あれ…僕…能力使ってました?僕はマオ、能力『絶対忘却』、警察で発揮しようと思ったんですが…如何せん使うと僕自体も何かを忘れてしまうもので…」
と黒髪の青年
キル「警察に入ったら、君は私と組むべきだね、私は『絶対記憶』だからさ」
ネマ「私はネマ、能力『知能強奪』これは…警察で使ったら不味いかな?」
と紺髪の女性
アイ「いいえ、ルートの『復元』と相性バッチリよ」
ルート「わーい相性バッチシ!って忘れてた影向さん事!ほい、能力『復元』」
と能力を影向に発動する
影向「あー…なんか迷惑かけたな」
と元に戻る
玉水「大丈夫かい?あんた」
影向「大丈夫だぞ、玉水」
アイ「えっと…マオとネマはやっぱりあの子に魅了されてたの?」
マオ「あー、あの赤目の子!」
ネマ「そう…みたいだねー…」
ルイ「本当かな……本当みたいだ」
と装置の電源を切り能力『心読み』でマオとネマの心を読む
もも「『生物魅了』…恐ろしいですね」
マグ「ルイ、すまんな、最年少なのに戦闘を任せてしまって」
ルイ「………別にいい……男だし……今は…刀持ってるんだし」
影向「お、その刀、九十九じゃねえか」
とルイが持ってる守り刀を見て
玉水「そうだねえ、九十九だ」
とルイが持ってる守り刀を見て
アイ「確かに物に宿る神様は昔から付喪神っていうけど…」
ルイ「こいつの名前が九十九なんだろ?嫌だろ、悪い、お前の主じゃなくて…」
と守り刀を見て
もも「きっと九十九はそうは思っていませんよ、主様が託したんですから」
ルイ「そう…だといいんだけど(何か軽くなった?)…」
と守り刀を見て
アワセ「さてそろそろ、次行くかー?」
四「そうだな、そろそろ次行くか、第2会議室」
千年「次は第2会議室なのね!」
影向「そうか、次は第2会議室か……」
玉水「そう…第2会議室…ね…」
アイ「何よ、行きたくないの?」
影向「いやあ…あそこで九十九と喧嘩してな…」
玉水「僕たちはね…ちょっと色々あったんだ」
ルート「何があったかは聞かないが大丈夫さ!何とかなる!」
マグ「そうじゃ、何とかなるじゃろ」
ルイ「………大丈夫……『絶対記憶』よりはマシ」
アワセ「そうだな、忘れられないのは辛い」
キル「あ、皆同情してくれてるー!わーい!」
シンジ「………同情するだけこいつには無駄だ」
影向「ありがとうな、励まし…」
玉水「途中から同情になってたけどね」
アイ「さあ、向かうわよ」
と一同、第2会議室に向かう
マオとネマは帰った
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