神子2≒50
千年「そうねって…九十九がいるって事は主様…あの娘をもいるはずよ」
ルイ「一の事?」
千年「そうそう一ちゃんって浮いてる!?」
と浮いている(お姫様抱っこされてる)一を見て
四「これは…どうやってるんだ…」
ルイ「見えない何かが運んでくれてる」
千年「見えない何か…」
四「って何だ?」
アイ「確かー、ももとか呼んでたわ」
千年「ああー!そう、だから見えないのね」
四「目くらましの術を使ってるって訳か」
アイ「目くらましの…?」
ルート「面白そうな術だな」
ルイ「…………見えなくなるだけだぞ?」
四「警察こそ、その術を駆使するべきだと思うが…公表してないからな」
ルート「ほえー…公表されてないんだな」
マグ「何故、公表しないんだ?」
四「公表したら犯罪に使う輩が現れるかも知れないからな」
アイ「そうね、姿を消す術…なんて公表されたら大変かつ犯罪も増える一方だわ」
キル「公表…だんだん難しくなってきたぞう!」
ルイ「………公表くらい分かれよ…!」
アワセ「うーん、ルイ違うな!分かってるけど、分からないフリをしているだけさ、こいつの場合」
シンジ「……そうだな、なんせこいつはルイでも何考えてるか分からない奴だからな」
ルイ「…………たしかに何考えてるか分からない奴だけど…少しは分かる………馬鹿なフリしてるだけだってな…」
四「はあ…癖のある奴が何人も…さて、第1会議室、第2会議室、首相室、どれかいい?」
アイ「しゅ、首相室?!」
千年「そうそう!ここ!政府の1番高い位にあるからー、首相室もあーるーの!」
マグ「なんと…首相がいるかもしれんのか…」
ルイ「……首相…どんな奴だ…」
四「首相か?首相…は…そうだな…人を見る目がある奴だ」
ルイ「…へえ…優しい奴なんだ」
四「!、お前『心読み』…そうか…お前が……………じゃあ首相室行くか?」
ルート「首相室でいいのか?」
マグ「緊張するなあ」
アワセ「え、いきなり首相室行く?!」
キル「……そうだね…いきなりあそこはキツイなあ…」
シンジ「………お前らがそう言うんなら第1会議室にしよう…仕方ない」
千年「おっけー行こー!四!」
と四の手を取り歩く
四「おいおい、人が多いからってはしゃぐなよ!お前らついて来いよー!」
と第1会議室に向かう
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