神子2≒49
敵が向かった先は政府のお屋敷
アイ「ここは…政府の…」
マグ「ここなら警備は厳重、大丈夫だとは思う…が…」
ルート「だがここにいないことを考えると」
ルイ「入られた可能性がある」
アワセ「入られたんならヤバめ」
キル「女性がいたら全力で守らないと!ね?男達!」
シンジ「知らん、だが政府の屋敷に入られたんならかなり状況は不利だ」
もも「私は主様を守りましょう」
と一をお姫様抱っこしながら
と一同、政府のお屋敷に入っていく
そこは近未来的な造りになって外が見渡せる様ガラス張りになり、柱が何本も立っている
アイ「初めて入ったわ…」
ルート「私も」
マグ「ここにいる者全員、そうだと思うぞ」
ルイ「懐かしい感じがするけど…」
アワセ「気のせいじゃないかな?」
キル「………政府のお屋敷なんて滅多に入れる所じゃ無い……」
と急に真面目な顔になる
シンジ「…………こいつ……珍しく真面目な顔してるな」
アイ「そうね、さて、そろそろ敵が出てきてもおかしく無いわ」
キル「そうだ…気を引き締めて行こう」
「そうよね!気を引き締めないと!」
と男なのに女性の服を着ている橙色の髪の青年
アイ「予知できなかった?!誰?!」
千年「私は千年、政府のお屋敷を守っているのだけれど、仲間との連絡が取れなくてねー…」
アイ「そ、そうなの…?」
千年「そうなのよー!」
「千年!ここにいたか!」
と兄貴の様な風格を持つ緑髪の青年
千年「あ!四!」
四「主達に迷惑かけたら駄目だろ!」
と千年の頭を軽く叩く
ポン
千年「ごめなさい…迷ちゃったりしてて、皆と連絡もつかないし」
四「ああ、俺もつかない…だけどもここは住んでる者、守る者として………土地勘で行くしかない……」
アイ「土地勘?!」
ルート「なんかすごいの出てきたと思ったら、増えた」
マグ「いわゆるオカマと言う奴じゃな」
千年「オカマじゃないわ!乙女よ!!」
キル「これは…ナンパすべきか否か……!!」
シンジ「……したきゃすればいいだろ!」
アワセ「やめとけやめとけ、乙女は怖いぞ」
千年「あーらー…ナンパ?」
ルイ「そこのお兄さんからは千年と似た感じがする」
もも「そりゃあ元は1つですから」
ルイ「へえ…?」
四「で、そこにいるお前らは何者だ勝手に断りも無しに入って来て」
アイ「え、っと…ごめんなさい…私達は警察で…そのある犯人達がここに入って行った可能性があるのよ…」
と警察手帳を見せ
四「警察か…主…の仲間か、確かにお前ら以外に入ってきた形跡がいくつかある、信じよう」
アイ「あ、ありがとうございます」
千年「あーらーまー…?九十九じゃないー!!」
とルイが持ってる、一の守り刀を見て言う
四「本当だな、九十九がいるなら俺達が合流した情報は回ってるはずだ、じゃあ敵がいそうな所に、行くぞ」
と出発しようとする
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