神子2≒42
翌日
警察本部(対反社会的勢力部署)
アイ「久しぶりね」
一「久しぶりー、アイー」
とももはお付きとして目くらましの術を使っている
「おやおや、遅刻してきた人がいるみたいだね」
「かなりの遅刻じゃな…」
「………遅い」
一「えっと…誰だお前ら」
ルート「私はルート!能力『復元』よろしくな、古株」
と言った白髪の女性
マグ「妾はマグ、能力は『病を治す』事じゃ」
と茶髪の女性
ルイ「僕はルイ、勝手に人の『心読み』ができる………後もう一人いるはずだ………君の近くに人が………聞こえてくる………心の声」
と銀髪の少年
一「ほら言われてんぞ!もも」
もも「姿が隠せれば良いのです」
一「だってよルイ、マグ、ルートよろしくな」
ルート「ルイにしか聞こえてないけどな」
マグ「うむ、よろしく頼むぞ」
ルイ「姿を隠せればいい……ねー………あっそ………」
アイ「あともう3人は出てるわ、そして前と同じ状況よ」
一「そうかい、俺は…操る奴しか知らないからなー…」
ルート「操る?」
一「そう、人を操る事ができるの」
マグ「強いな」
ルイ「なあ、君の能力は?」
一「俺?俺は…噛んだら傷などを治す能力『血噛』(ちがみ)」
ルート「へえ、傷を…」
ルイ「へえ………『血噛』ねえ…」
マグ「妾と似とるな」
一「そうだね、マグは医者か何か?」
マグ「妾は医者なのだが警察に引きずり込まれた…」
一「あら、強引…」
ルイ「へえ………こりゃあ面白いや」
と何かを発見した様子
一「ん?どうしたルイ」
ルイ「いや………君、考えと発言が全く一緒で能力の意味が無いけど、面白いや」
一「考えと別のやつがいるのるのか?」
ルイ「いるよ………君以外の人類、初めてだよ、僕の能力が発揮されないの」
一「そうかー、みんな考え事してるんだなー」
ルイ「そう……沢山してる……こっちはうるさくてたまらない、でも君はいいや」
一「なんか気に入られたぞ」
もも「………良かったですね…」
ルイ「お……ヤキモチ?」
とニヤリと笑う
ルート「見えない何かと会話している…」
マグ「く…妾でも見えないか…」
アイ「っ…私も見えないわ…」
一「そりゃそうだ、いくら頑張ったって見えないよ」
マグ「くっ…」
ルート「ほーん」
アイ「何で…」
ルイ「声は……聞こえるけど」
一「さて…そろそろ帰るかな、情報も無いみたいだし」
もも「………そうですね」
ルイ「………さよなら」
マグ「またなあ」
ルート「また」
アイ「今度は今回いない3人来るといいわね」
一「そうだな、じゃあなー」
と帰る
お読み頂きありがとうございました




