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神子(かみこ)  作者: れいちr
68/149

神子2≒22

一「人間と吸血鬼の混血があの三人…」


すさび「三人?」


一「吸血鬼最強の王、アリアケ、その補佐、エニシ、そのメイド、アンリ、三人は幼馴染らしいよ」


酒呑「何故その事を知っている?」


一「アリアケから聞いた」


酒呑「そうか…最強の王から…」


一「悲しいね、クーデターの首謀者が幼馴染なんて…」


酒呑「……そうだな…………おいで…」

いちを手招き


一「……はいはい」

と酒呑童子の膝に乗る


もも「あ…あと、9回ですからね!」


酒呑「ああ、わかっておる」


一「てんちゃん、ちょっとおじいじゃんになった?」


酒呑「なっ…時の流れは人間にすれば100年でも妖怪にすれば10年だ!」


一「じゃあ、おじさんだね」


酒呑「むう…」

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