神子2≒15
〈さて児童養護施設に着いた一達〉
「今日は遅かったですね、縁」
と待ち構える黒髪の青年
縁「ごめんなさい、先生」
一「おお!月ちゃんじゃん!」
そう月先生
月先生「なっ…あなたが関わってたんですか…全く…」
一「月ちゃーん、俺、コイツの師匠になったからよろしくー、ここに住まわせてねー」
月先生「はあ…全く…身勝手な」
縁「し、知り合い?あ、強い繫がりが…てことはそっか…(でも師匠他にも強いつ繫がりが多いな…)」
一「大丈夫だってー6日間だけだしー」
すさび「と言う事だ、すまんな月先生」
月先生「すさびまで賛成したんですね…仕方ない…良いでしょう…」
一「わーい」
縁「そういえば、師匠、学校は?」
一「がっこう?」
月先生「ようは学び舎です、今は義務教育があるのであなたでも行かねばなりませんよ」
一「ええー…」
縁「行こうよ楽しいよ?(多分」
一「楽しいのかーなら行くかー」
月先生「なら縁と同じ学園でいいですね」
一「おうー」
すさび「なら俺は今日は帰るな、また明日来る」
縁「え、君も義務教育が…」
すさび「俺はもう義務教育は終わっている、じゃあなまた明日」
と去っていく
一「学校楽しみだなー」
縁「もう、今日みたいないじめは起きないと思うよ」
月先生「おや、いじめがあったんですか?」
縁「あ………はい……」
月先生「ふむ…そうですか…止めなかったんですね?」
縁「はい…ただ見てました…」
月先生「被害者にとってはいじめている者と傍観者も同じです、それはわかっていますよね」
縁「はい…“また”僕は見過ごしました(あれ………また?って…どういう…)」
月先生「反省しているのならいいです、さあ、皆とご飯にしますよ」
と児童養護施設の中に入り
一「おうー!ご飯!ご飯!」
と児童養護施設の中に入り
縁「僕は…また?見過ごした?なんだ…またって…なんだ?」
数時間後
みんなが寝静まった頃
月先生「弟子入りを受けるなんてどうしたんです?あなた」
一「月先生も知ってると思うけど神の目ってあるだろ」
月先生「!、あの万能の目ですね…知ってます」
一「……それで……縁を見たんだ…」
月先生「……どうでした?」
一「特性・不運、寿命・6日って…」
月先生「なっ…!そんな?!」
一「もし、あの子を救えたらいいなって思ってさ…」
月先生「私も気をつけます」
一「おう、頼んだよ」
と夜の会話は終わり
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