神子2≒12
児童養護施設に向かっている途中
「助けてくれ!」
と叫び声
一「んー?なんだ?」
すさび「さあな?」
縁「行ってみよう」
と行くと
そこには銃を持った男がいた
「助けてくれ!いま俺は操られてる!」
縁「じゅ、銃をおろしてください!」
一「へえ、あれが銃か」
すさび「そうだ」
一「お、操られてるんなら繋がりが見えるはずだ、縁!」
縁「え、あ、うん!強いのは…あっち!」
と路地裏を指す
一「じゃあそっちいくかー」
「お、おい!助けてくれ!うわ!悪い!体の自由が効かないんだ」
と包帯で拘束されるすさび
すさび「うわ、おい、離せ」
一「あらー…すさびちゃん…拘束されちゃってー、まぁ、いいや縁行くぞーあっちー」
縁「え!仲間を見捨てるの?!」
一「いや?あいつならあれくらいの拘束外せる、わざと捕まってんだ」
縁「す、凄い…」
とあっち方向(路地裏)に進んでいく二人
そこにいたのは
オレンジ髪の青年
「へえ、こっちが本命だってわかったんだ、なかなか」
縁「あの人を操るのやめてください!」
一「神子か」
「だからなに?やめないよ?僕はこの世界に不満を持ってるんだ!この世界を変えるまでやめないよ」
一「どこらへんが不満?」
「全然事件が起こらないし平和すぎる」
一「へえ、平和ね、だから自分で乱そうと?」
「そう!自分で乱せば退屈じゃない!そしてこの人を操る能力だって使える」
縁「人を操る能力…でもやられてる側はただの迷惑だよ…」
「迷惑?そんなの僕が決めることさ、僕が中心で回ってるんだからこの世界は」
〈それは違うけどね〉
一「そうだったのかー、すさび大丈夫かなー…」
「仲間の心配をしてる暇あるの?君が操られたら終わりだよね?」
一「俺かい?」
「そう君」
縁「し、師匠は操りさせない!」
と立ちはだかり
一「縁ちゃーん危ないよー?」
縁「師匠を守るんだ…!」
「そう、君操られたいんだ」
と縁も操る
縁「うわ!」
一「ほらー危ないって言ったのにー」
「さあ、デスゲームだ、ハハハハ!」
縁「うわ!ごめん師匠!」
と一に殴りかかる
「チッこいつ武器持ってないのかよ」
一「ひょい、ひょい」
と避ける一
「操るならお前の方だな」
と一を操ろうとする
一は守り刀でその効果を断ち切りつつ近づく
「!、なんで操れないんだよ!」
一「だって俺何でも断ち切るもんー効かないよー」
「くそ…なら、逃げる!」
と逃げる青年
一「バイバーイ」
と手を振る
すると操りの効果が解ける
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