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神子(かみこ)  作者: れいちr
55/149

神子2≒9

一「お!すさび!お前は賛成してくれるか!」


もも「すさび、おかえりなさい、どうでした?人ノ国は?」


すさび「警察が取り締まってるからいいが、反社会的勢力が少し大きくなってきてるな、クーデターの影響かもな」


酒呑「そうか…やはり」


一「なら俺がその反社会的勢力?とやらとクーデター一派を潰すよ」


もも「主様一人ではとても…」


すさび「警察に協力を仰いだらどうだ?」


一「けいさつってなんだ」


すさび「府斬みたいなもんだ」


一「へえ、警察ねえ…」


酒呑「うむ、協力はもう仰いでるはずだが…」


もも「主様は死にたがりですか?」


一「生き返るっての!」


酒呑「確かに…いちの力は必要になってくるだろう」


一「てんちゃん!」


もも「ですが!」


酒呑「お前も分かってるだろ?もも、吸血鬼には吸血鬼しか対抗できない」


もも「………分かってはいます、ですが主様では無い…吸血鬼はいないんですか?…」


ヒスイ「いるが死んだ」


一「ヒスイ!アリアケなら生き返ったぞ?」


ヒスイ「そうか、ならいる」


もも「ならアリアケ王に任せれば…!」


一「お父さんだけじゃ、背負いきれないよ、ももみたいな優秀な補佐がいなきゃな!」


もも「………わかりました、良いでしょう…ですが無茶はいけません…」


一「うん!無茶しない!よしなら早速行ってこようかな、と…そういえばきりくとあずは?」


すさび「きりくは仕事、あずは自分の会社にいるんじゃないか?」


一「かいしゃ?」


もも「働く場所です」


一「へえ!自分で働く場所作ったのか!すごいな」


すさび「凄いぞ、あずの服は…な…」


一「ああ、あずの服は凄い、きりくも仕事かー…きっと料理作ってるんだろうなー、さて、行くか」


すさび「俺も行こう」


一「え、さっき行ってきたのに?」


すさび「なあに、主様の為だ」

と言い、手に何かを貯めそれを飲む


一「今何した?」


すさび「目くらましの術だ」


一「目くらまし?」


すさび「ああ、神気を貯めそれを飲むんだ、それで出来る術が目くらましの術になる」


一「へえ」


もも「目に貯めれば普段見えないものも見えますよ」


一「普段見えないもの?」


もも「例えば妖怪とか幽霊とか」


一「妖怪とかは見えてるよな?」


もも「それは自然に主様が神気を目に貯めてるからです」


一「手に貯めれば?」


もも「力が強くなります」


一「足に貯めたら?」


すさび「足が早くなったり飛行力が伸びたり」


一「神気も成長したなーじゃあ行くかーって離してくれ、もも」


もも「やはり、少しこのままで」


数分後


もも「もう大丈夫です、ありがとうございました」

いちを離し


一「じゃあ行ってくるなー!」


いちとすさびは人ノ国に行く〉

お読み頂きありがとうございました

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