神子(かみこ)第一部完
〈さて、戻ってきたねやっと〉
そこはもちろん森が広がっている
木々や草花が鬱蒼と茂り
薄暗い
〈そこにいたのは緑と銀色が混ざった髪の色をした青年の神ヒスイ〉
一「戻ってきたぜー!」
ヒスイ「おかえり」
一「あれ?ミドリは?」
ヒスイ「木々達と同化してもらってるよ」
一「そうか、さて…もも達にでも会いに行くかな」
と屋敷に向かう
着いたー!
〈神契の事情を4人にヒスイが教えておいてくれたのだ〉
もも「!、主様!」
すさび「おかえり」
きりく「おかえりー」
あず「おかえりなさいー」
一「ただいまー、いやー、ごめんなすぐ会えなくて、でも家族が増えたぞー」
もも「ほう家族が増えたのですね、それはいい事です」
一「だろう?ちょっと人ノ国にでも行ってくるかな」
あず「え、危ないよ!」
すさび「そうだ、危険だ」
きりく「俺だって止めるぞ」
一「大丈夫だって!少し様子を見るだけだから」
と人ノ国に下り
着くと
そこは前より家が増えたように感じた
一「やっぱ少しは変わってるよなー」
「ねえ、知ってる神子制度ってのが新しく追加されるらしいよー」
「本当?!神子が生まれた家はいいわねー、役人になればお金がもらえるものねー」
「そうよねー」
一「ふーん神子制度ねえ…?さてそろそろ心配されるな、帰ろっと」
と緑の神地に帰る
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