神子(7)神契編
〈さあて!山の神地に着いた一〉
そこには山が立っていた
そして〈そこのふもとには深い緑髪の少女のような少年の神だ〉
「誰」
一「えっと…神契しに来たものです」
「そう…神契…懐かしい響き」
一「ねえ、君がオオヤマツミ?」
オオヤマツミ「うん、そう……私がオオヤマツミ……それでなんだっけ…ああ、神契……」
一「してくれる?」
オオヤマツミ「いいよ……」
と一は腕をサッと取られつつも噛まれ契りが成立する
一「これで君も家族だ」
オオヤマツミ「家族……いい響き、じゃあ私は君の妹になろうかな」
一「え、君、男の子じゃあ…?」
「そうだぜ、オオヤマツミは男だ」
一「だよね?!」
ネク「そうだ、ああ、俺はネク、新たな神だ」
と深い緑色の髪の青年ネク
オオヤマツミ「君は余計なことを言う………やっていけるかな…」
一「まあ、妹でもいいさ家族な事には変わりない」
ネク「やっていけるかなじゃねえ、やっていくんだよ!」
一「頑張れー、さて次どこ行こうかな」
オオヤマツミ「シナツヒコ………のところは?」
ネク「風の神だな」
一「おお、風か強そ、さて、何時の方向?」
オオヤマツミ「1時の方向……だよ」
一「ありがとう!オオヤマツミをよろしくなネク、じゃ、行くわ」
と1時の方向に進む
〈ネクも見守り隊に入るがオオヤマツミの世話もしてる〉
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