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神子(かみこ)  作者: れいちr
27/149

神子(8)裏

一方その頃



誰かが走って首相の部屋に押し入ったようだ


バンッと扉を開け



九泉「なんだ…九十九つくも?」


九十九「………死んだ…」


黄泉「誰が?」


九十九「………いちだ…」


九泉「!、何故!?」


黄泉「!?、お母さんが…」


九十九「………死因は出血多量、腹を抉られた」


九泉「吸血鬼の国で殺られたんだろう…」


黄泉「………お母さん…」


九十九「………戦うおうとはしなかった…また…まただ…守れなかった…」


九泉「戦うおうとはしなかった…そうか…そういう…」


黄泉「九十九つくもが気に病むことじゃないよ!ね!………」


九十九「……黄泉…お前はそばで守らせてくれ…頼む…もう失いたくない…」


九泉「……(おやおやこれは…)」


黄泉「いいよ、守ってくださいな、付喪神様」


九泉「姉さん?そう軽々しく…まさか気づいてないのか?九十九つくもの気持ち」


黄泉「え?守らせてって話でしょ?」


九泉「九十九つくもすまん、こんな姉でもよろしく頼む…」


九十九「……ああ、頼まれた」


黄泉「え、ちょ勝手に話を…」


九泉「九十九つくもは姉さんに告白したんだ、わかるかい?」


黄泉「…え…まじ?」


九十九「………」


黄泉「ええ、っとね!九十九つくも!いいよ!もちろん!うん!いい!!」

と恥ずかしいのか早口に


九十九「そうか、よかった…」


九泉「…うんうん、よしよし、さて、それなら仕事手伝ってもらうぞ(早く帰ってきてくださいよ…母上…でなければ…父上は……きっと…)」


九十九「任せろ(どこまでも付いて行くぞいち、そして守ってみせる…黄泉)」


黄泉「……よしやるよー!(お母さん早く帰ってくるといいな)」

お読み頂きありがとうございました

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