神子(18)
アンリ「いたぁーアリアケ王また死んでくださぁい~」
と吸血鬼が襲ってくる
一「うわ、まあここで死んでも…
いいか」
グサッとアンリの腕が一の腹に突き刺さりアンリは腕を抜く
アンリ「きゃははは!アリアケ王の血を飲むの二度目〜!」
と一の血を飲むアンリ
アンリ「あんれぇ?なんか味が違うようなぁ?」
一「ごほっ…くそまた毒かよ」
と血を吐き
アンリ「おっかしいなぁ?アカツキがいるわけ無いのになぁ、チッまあいいやぁ、姫様には邪魔な存在だからねぇ、というかよく毒ってわかったねぇ」
そうアンリの腕には毒が塗られていたのだ
一「へへ、毒は二回目だからな、だが腹貫かれたのは初めてだ、ぐは…あーあ、また死ぬのかー…」
とまた血を吐き倒れ
アンリ「また復活したらぁ殺してあげるねぇ?きゃははは!」
一の意識は途切れた
エニシ「アンリそこをどけ、俺が棺桶に入れる」
アンリ「任せたよぉエニシぃ」
と去り吸血鬼から人間に戻り
エニシ「…悪い、守れなかった」
と一の死体を移動させ外にいる酒呑童子の所へ行く
酒呑童子の所につく
酒呑童子が吸血鬼のエニシを見つけ
酒呑童子「おい、そこのお前一はどこ…に…おい!どう言う事だ!」
と一の死体を見て
エニシ「すまない…守れなかったアリアケの子よ…」
事情を説明する
酒呑童子「くそ、だが傷が治っているがこれは…」
そう傷が治っていっているのだ
エニシ「これは…吸血鬼のスキルだ死んでも治る傷」
と酒呑童子に一の死体を渡す
酒呑童子「短い間だったなあ…一…すぐに帰らせてやるからな…」
と緑の神地に帰る
酒呑童子は緑の神地に着き事情をみんなに説明すると
みんな悔しがっていた
その頃には既に一の死体の傷は治っていた
死体は緑の神地の最初に死んだところに置いておいた
腐らない死体…
さすが吸血鬼というべきであろうか
死体はきれいなままだった
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