神子(17)
「失礼いたします」
と誰かが入って来たようだ
アケボノ「何のようだエニシ」
エニシ「!?、アリアケ!?」
と吸血鬼が入ってきます
一「ん?いや俺はー…」
エニシ「遂に復活したか、よかった…」
一「エニシとやら悪いが俺はアリアケでは無い」
エニシ「いや、その姿は確実にアリアケだ、」
「うわぁ!ほんとにアリアケ様です!」
とまた誰かがノックも無しに入る
アケボノ「アンリ!またノックも無しに!」
だがよく考えてみようアケボノと一は馬乗り状態なのだ
アンリ「キャー!お父上さまと馬乗りなんて!?」
と人間の様だ
エニシ「静かにしろアンリ、姫様とアリアケが驚くだろう!」
アンリ「あ、ごめんなさい!」
と一礼
一「いやほんとアリアケじゃない!」
エニシ「いや本当にすまない俺が毒を盛ったばかりに」
アンリ「あなたもなんですか?!エニシ様!」
エニシ「お前もか、アンリ」
一「俺のお父さん毒盛られ過ぎじゃね?!」
アケボノ「お前ら何をやってる!アリアケ王に毒を盛ったのか!!」
エニシ「ここのものは全員毒を盛っているぞ姫」
一「ええ?!盛られすぎまじで!!」
エニシ「さあ、アリアケ政治の続きだ」
と馬乗りを中断させ一引っ張りどこかに連れて行かれる
一「うわ、何だよ!」
エニシ「ここにいては殺されるぞ!ここにはクーデター派が多い…」
一「お前俺が誰だかわかって…」
エニシ「アリアケだろ?」
一「わかってない!俺は…」
エニシ「嘘だ嘘、アカツキだろう?」
一「!、ああ!」
エニシ「なら尚更逃げろ!アリアケの子供を殺させる訳にはいかない」
一「お前は…」
エニシ「俺はアリアケ王の補佐エニシ」
一「補佐…ももみたいだな…」
と懐かしがり
エニシ「さあ!早く逃げろ」
一「てんちゃんを置いていけない!」
エニシ「てんちゃんはもう外にいる」
一「てんちゃんの事しってるんだ!」
エニシ「ああ、酒呑童子だろそれより速くしないと…」
一「わかったありがとな!エニシ!」
と走る
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