神子(13)
「助けに参りましたよ主様!」
一「もも!!」
と抱きつく
酒呑童子「なっ…貴様が第一の夫か?」
もも「そうですが何か?」
バチバチと空気が漂う
一「!、もも後ろ!」
とももは背後から攻撃され気絶し一が受け止める
鬼心「攻めてきたものは倒すのみ、だが…背後からというのは…どうなんだ茨木童子」
茨木童子「そんなことを言われましても攻めてきたものは倒すのみ…ですからね」
と笑顔
一「もも…、!」
一はももの首筋を噛み傷を癒やす
鬼心「!やはり吸血鬼の姫はお前か」
一「違うよ私は傷を治しただけ……もも…寝てていいからね、お前らもう許さねえからな」
とツクヨミのを使い朝を消す
茨木童子「!?さっきまで朝でしたのに?!」
姫「吸血鬼に最適な環境…」
酒呑童子「やはりお前は…」
一「全部ぶっ壊す?どうしようかお前ら」
と誰かに問いながら黒い霧を出し
鬼心「やめい!」
一「なんだよ、ももにやったことの倍返しするだけだろ…?」
鬼心「分かった謝る、すまなかった」
酒呑童子「父上がここまでとは…」
姫「あなた私と同じ姫なの?」
一「俺は姫じゃねえ神子の一人だ!」
と一の目が赤くなり髪も赤くなりツクヨミの力が消える
その姿はなんと美しい吸血鬼の様だ
茨木童子「なんと…」
姫「……写真で見たお父様にそっくり」
鬼心「アリアケ…」
そして吸血鬼の最強の王、アリアケに似ているようだ
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